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コウノトリ野鳥観察会2024年4月度(実施報告)New!

日時:2024年4月14日(日)13:00〜14:40
天気:晴れ
参加者:10名(4組)
案内人:高橋、泉山

 初夏の陽気の中、10名の参加者の皆様と園内を歩きました。昨日より西公開ケージ内に旅鳥のヘラサギ(幼鳥)が入ってきており、タイミングよくこの珍客を観察してもらえました。上空には野外コウノトリ3羽が旋回。稜線のアオサギの集団営巣と、祥雲寺巣塔のコウノトリの営巣と、話題には事欠きませんでした。

 西ビオトープでシュレーゲルアオガエルの声に耳を傾け、咲き出したサワオグルマや、斜面のコバノミツバツツジなどの花も見てもらいました。

 祥雲寺巣塔にはペアが戻ってきており、観察中にマウンティング行動。2回目の繁殖に期待がふくらみます。

 東公開エリアでは、サシバが「ピックィー」と大きく鳴きながら飛行するの観察。観察サイトで飼育のビデオ解説を見ながら、コウノトリの飼育の話をしました。

 帰路、鎌谷川沿いで2羽のノビタキを観察。ちょうど今、ノビタキの通過の最中です。皆さん最後まで園内散策を楽しんでおられ、よい春の観察会となりました。

【今回確認した野鳥】
コウノトリ、ヘラサギ、アオサギ、ダイサギ、ヒヨドリ、トビ、カワラヒワ、エナガ、ホオジロ、ツグミ、ヤマガラ、サシバ、メジロ、ノビタキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コウノトリ野鳥観察会2024年2月度(実施報告)

日時:2024年2月11日(日)13:00〜14:45
天気:晴れ
参加者:11名(大人7、子ども4)
案内人:高橋

 2月度の野鳥観察会は小学生4名、高校生2名を含む、若い世代の参加で賑やかでした。学習室で事前学習。直近の六方田んぼで若いコウノトリの群れが見られること、越冬コハクチョウが32羽いることなどの情報を伝えました。

 天候の回復した屋外に出て、双眼鏡の扱い方法を教えながら、祥雲寺巣塔に帰巣していた繁殖ペアのオスJ0083を観察しました。郷公園による屋外パネル展示を使ってコウノトリの事故について紹介しました。

 この時期に冬眠から一時的に目覚め産卵を行うアカガエル。実際にビオトープまで行って産み落とされた卵塊を観察しました。皆さん、この時期にカエルが産卵することを知って驚いておられました。

 東公開エリアに向かいます。祥雲寺巣塔にはメスJ0273も帰巣して、オスの方が伏せているペアの繁殖準備の様子を観察しました。東公開エリアの観察サイトでコウノトリの飼育の話をしたり、野外コウノトリの系譜について興味を持ってもらいました。

 帰路、エナガの群れが巡回してきたところに出会いました。エナガの可愛らしさは大人気です。北海道の亜種シマエナガと目の前のエナガとの違いについて話をしました。

 祥雲寺巣塔に戻ってくると、東公開エリアにJ0083らしき個体が飛んで行くのが見え、それを追うように巣塔下のビオトープで採餌していたJ0273が東公開エリアに飛んで行きました。目の前をコウノトリが飛び立つ姿を見て、皆さん一同に感動。

 学習室でまとめをし解散しました。

【今回確認した野鳥】
コウノトリ、ハシボソガラス、アオサギ、ヒヨドリ、トビ、エナガ、セグロセキレイ、カワウ、ダイサギ

 

 

 

 

 

 

 


冬の里山で遊ぼう 2023年2月度(実施報告)

2024年2月4日(日)13:00~14:30
天気:小雨
テーマ:冬の里山で遊ぼう
参加者:4名、スタッフ1名、計5名

第一日曜プログラム
今日の観察会は、「冬の里山で遊ぼう」です。

朝からの雨がなかなか降り止まないので、前半は室内で切り紙工作と椿の外郭で駒回しです。
どんな形がよく回るか、いろいろ比べてみました。


雪はほとんど解けてしまっていましたが、スノーシューの体験を希望されたので、雪の残っている所まで行くことにしました。
途中で、冬の色を探します。
出発前に色カードを見てもらい、どの色があるか予想してもらいました。
無いと思っていた赤色があったり、緑色や茶色もバリエーションがあったり、黒がなかなか見つからないなど発見が沢山ありました。


さあ、スノーシューを履いていよいよ雪の上へ。
長靴だけよりかは沈みにくいのですが、足幅が大きくなっていて歩きづらいです。

 

子供さんは始めはこけることもありました。
そのうち体重をかけるポイントをつかんできて斜面も上手に歩けるようになりました。


雪の上にはシカやコウノトリの足跡がたくさん残っていて、楽しい散策になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


生きもの観察会 スノーシュー体験

時間:13時00分~15時00分
要事前申し込み
参加費:無料
※雪がない時は中止(お問い合わせください)


ガイドウォーク

時間:13時30分~14時30分
参加費:無料
集合場所:コウノトリ文化館内多目的ホール
担当:コウノトリ文化館


田んぼの学校

時間:9時30分~12時
参加費:子ども100円
当日参加可能
テーマ:冬の動物・足跡探し


田んぼの学校2024年1月度(実施報告)

2024年1月21日(日)9:30~11:00
天気:雨
テーマ:冬の生きもの
参加者:4家族15名、スタッフ7名、計22名

 

1月は「冬の生きもの」、今回は野鳥観察とアニマルトラッキングです。
本降りの雨だったので、参加者は少ないだろうと思っていましたが、15名の参加がありました。

始めに館内の剥製を使って解説です。
タヌキとアナグマ、シカとイノシシを見比べてもらい、アニマルトラッキングの時のポイントを説明しました。

剥製は郷公園で見られる鳥を中心に、棲んでいる場所や特徴について解説をしました。

外に出て、自分たちでトラッキングです。
かなり雨が降っているのでハッキリした足跡はありませんでしたが、足跡、糞を見つけました。

雨が降って野鳥は姿が見えず、観察デッキから見えるアオサギの巣を見てもらいながら繁殖について話をしました。上空を通過するダイサギ、オオタカ、トビを観察できました。

大鍋はシカ肉と旬の野菜たっぷりのお鍋です。
寒い中での観察会だったので、熱々のお鍋がとてもおいしかったです。

オプションで、クマの爪痕を見に行きました。

 


ガイドウォーク

時間:13時30分~14時30分
参加費:無料
集合場所:コウノトリ文化館内多目的ホール
担当:コウノトリの郷公園


コウノトリ野鳥観察会2024年1月度(実施報告)

日時:2024年1月14日(日)13:00〜14:10
天気:晴れ
参加者:6名(2家族)
案内人:高橋、菅村

 前日の荒天から一転、朝は氷点下に冷え込みましたが、穏やかな午後の晴天の中、6名の当日参加者のみなさんと園内を一周しました。舗道に並べられた郷公園のパネル展示を見ながら、個体数の増えた野外コウノトリが引き起こす様々な事故について説明。双眼鏡の使い方を学習したあと、東公開エリアに向かいました。

 自然観察路入口付近で、コゲラ、ヤマガラ、シジュウカラなどの混群に遭遇し、さっそく双眼鏡で観察します。鳴き声の特徴も一緒に覚えてもらいました。

 東公開エリアの最上池では、祥雲寺ペアJ0083オスとJ0273メスのペアが仲良く採餌中。近くで野外コウノトリの行動をじっくりと観察できました。アオサギとトビも同じエリアにいました。

 今回はサブに菅村副館長が付いてくれたので、ところどころで植物の観察とエピソードを話してもらいました。川の中を泳ぐイシガメを見つけた子もいました。家主が留守の祥雲寺巣塔にはノスリが止まっていました。

 生き物好きの2組の親子連れの参加者の皆さんには、野鳥と植物と自然環境と、多くの興味深い観察をしてもらえたことでしょう。

【今回確認した野鳥】
コウノトリ、コゲラ、ヤマガラ、シジュウカラ、セグロセキレイ(声)、ハシブトガラス(声)、アオサギ、トビ、ダイサギ、モズ、ノスリ

カラの混群を観察中

コウノトリ、アオサギ、トビの3種

往路で観察した野鳥を、声の出る野鳥図鑑で復習中

菅村副館長より県の木でもあるクスノキについて説明を受ける

 

 

 

 

 

 


コウノトリ野鳥観察会

時間:13時00分~15時00分
要事前申し込み
参加費:無料


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