自然解説員 一覧

生き物観察会2023年4月度「ギフチョウ観察会」(実施報告)

2023年4月2日(日)13時~15時
天候 晴れ時々曇り
参加者9名 スタッフ3名
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
天気があまり良くなくて、気温も低いので望み薄でしたが、近くの山に向かいました。
ギフチョウの食草であるカンアオイを保護している所やよく出現するポイントを回りましたが、残念ながら確認することは出来ませんでした。雪のせいか倒木などがあり、歩きにくい所が何箇所かありました。小型チェーンソウで倒れている木や竹を切り、通りやすくしてきました。(土地所有者の了解を得て作業をしました。)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カンアオイを守っている所で写真を撮り、終了としました。

田んぼの学校2023年3月度(実施報告)

2023年3月19日(日)9:30~11:30
天気:晴れ
テーマ:早春のビオトープ
参加者:8家族1団体 42名、スタッフ3名

今月の田んぼの学校は「早春のビオトープ」です。ちょうど今の時期、ふ化したアカガエルのオタマジャクシが沢山います。水草の陰には水生昆虫が潜んでいます。

いい天気になりました。今日は3か所のビオトープを回りました。東公開エリアの池、ビオトープ、文化館裏ビオトープです。

 

東公開エリアの池。ここは予想より生き物が少なかったです。

東公開エリアのビオトープ

 

 

 

 

文化館裏ビオトープ。やっぱりここが一番生き物が多いです。

 

採集した生き物は展示実習室に持ち帰って観察しました。

メダカ

 

ドジョウ

 

ドンコ。川の魚ですが、ビオトープに登ってきたようです。

アカハライモリ

 

クロゲンゴロウ

【見つけた生き物】

魚 類 :ドジョウ、キタノメダカ、ドンコ

両生類 :オタマジャクシ(アカガエル、ツチガエル)、アカハライモリ

水生昆虫:コオイムシ、マツモムシ、クロゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、ガムシ、ヤゴ(サナ  

     エトンボ型、イトトンボ型、ギンヤンマ)

陸生昆虫:ケラ

甲殻類 :ミナミヌマエビ、ミズムシ

 今日は18種類の生き物を見つけることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


生き物観察会 「アカガエル調査」(実施報告)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生き物観察会 「アカガエル調査」

2023年3月5日(日)13時~15時 天候:晴れ

参加者8名 スタッフ3名

 

 

 

 

 

 

 

 

青空が広がって、いい天気になりました。豊岡盆地周辺でもアカガエルが沢山産卵しています。今日は東公開エリアのビオトープでアカガエルの卵塊調査です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビオトープを1枚づつ卵塊を数えました。東ビオトープでも沢山産卵しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中には、オタマジャクシがふ化した卵塊もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中、休憩をしながら11枚のビオトープを調べました。日差しも暖かくなり、メダカが群れて泳いでいる姿も見れました。

今日の調査では、合計877個もの卵塊を確認することができました。

 

 


田んぼの学校2023年2月度(実施報告)

2023年2月19日(日)9:30~10:30
天気:雨
テーマ:冬の田んぼ
参加者:10名、スタッフ2名

今月の田んぼの学校は「冬の田んぼ」です。豊岡周辺では、数日前からアカガエルの産卵が始まっています。ビオトープでアカガエルの卵塊を数えました。

今月のパスポートのスタンプはコウノトリです。

 

 

 

 

 

 

 

 

初めに、隣にある大学院裏の水路で探しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんありました。この水路だけでも40個ほどありました。右は水中カメラで撮ったものです。まだ膨らんでいない、小さな卵塊が多かったことから、昨夜あたりに産卵したのかもしれません。                     

 

                                 

 

 

 

 

 

 

続いてビオトープで探します。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでは親ガエルも見つけました。背中の筋の特徴からして、ニホンアカガエルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ビオトープだけでも200個以上の卵塊がありました。今日数えた卵塊は合計260個でした。まだこれから産卵すると思われるので、さらに増えることでしょう。

 

 

 

 


田んぼの学校2023年1月度(実施報告)

2023年1月15日(日)9:30~11:30
天気:雨
テーマ:切り紙工作
参加者:9名、スタッフ3名

1月の田んぼの学校は「動物の足あと探し」の予定でしたが、雪が消えてしまい足あとも見えなくなってしまったので、切り紙工作に変更となりました。 

 

まず初めに、文化館裏の茅葺き屋根と、どんど焼き、イネと藁の話をしてから、どんど焼きをしました。

 

文化館の正月飾りのどんど焼きをしました。

展示実習室で切り紙工作のはじまりです。

シカやコウノトリ、クワガタなどを作りました。


田んぼの学校2022年10月度(実施報告)

田んぼの学校10月

2022年10月16日

天気:霧のち晴れ

テーマ:アカトンボ探し

参加者:8家族1団体 31名、スタッフ2名

 

10月になり、アカトンボが舞う姿をよく見るようになりました。

今月はアカトンボ探しです。開始直後、あいにくの霧のため、あまり飛ぶ姿は見ませんでした。

 

霧も晴れ、青空が広がるにつれ、アカトンボたちも飛び始めました。同時に子どもたちも盛んに捕虫網で捕まえ始めました。

 

木柵の手すりにもよく止まっています。

 

持ち帰って種類を調べました。翅や胸部の模様などで種を見分けます。種ごとの数も数えます。

 

今年はほぼ全てがアキアカネとナツアカネでした。他にキトンボが1匹だけ捕まりました。

結果は、アキアカネが63匹で、ナツアカネが76匹、キトンボが1匹でした

こちらが唯一捕まったキトンボです。翅が半分ほど黄色です。


生き物調査 2022年9月度 昆虫調査(ゲンゴロウ類)(実施報告)

2022年9月4日(日)

天候 :晴れ

参加者:スタッフのみ4名

今月はゲンゴロウ類の調査です。豊岡市内にはゲンゴロウの仲間が数種類生息しています。しかし、中型種や小型種で、大きなゲンゴロウ(別名ナミゲンゴロウ)は近年確認されていません。ナミゲンゴロウが見つかれば大発見ですが、その他にも、豊岡盆地でのゲンゴロウ類の生息状況の確認という大切な役目のある調査です。

今回は参加者の方は無く、スタッフのみでの調査となりました。

まず初めに、久々比湿地を調べました。

 

ここでは6種ものゲンゴロウ類が確認できました。

クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、クロズマメゲンゴロウです。

豊岡盆地では、よく目にするゲンゴロウたちです。

 

次に向かったのは、玄武洞スポーツ公園のビオトープです。

ここは意外なことに、ゲンゴロウ類は、コシマゲンゴロウ1種のみでした。

他にもスジエビやキタノメダカ、ヤゴ類などが採集できましたが、全体的に水生動物が少ないという結果でした。


夏休み昆虫採集 8月

夏休み昆虫採集

2022年8月28日(日)9:30~11:30

天候:晴れ

参加者:2家族8名、スタッフ2名

今日は8月の「夏休み昆虫採集」でした。先月は里山観察路でしたが、今回は谷筋の草地に行きました。

 

まず最初にキリギリスを見つけました。メスです。剣のような突起物は産卵管です。

 

 

草地での採集。キリギリスなどのバッタ類や、トンボ類が多くいます。

 

  

 オオヤマトンボです。

 

 

 オオシオカラトンボ。

 

 

実習室に戻って、種類を調べて観察しました。

 

みつけた生物

バッタ類 : キリギリス、ショウリョウバッタ、コバネイナゴ、ハネナガイナゴ、クサキリ、

       オンブバッタ

トンボ類 : シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、オニヤンマ、オオヤマトンボ、

       キイトトンボ、ウスバキトンボ、オオアオイトトンボ、オオイトトンボ

甲虫類  : オオセンチコガネ、ベッコウヒラタシデムシ

その他  : オオカマキリ、コオイムシ

 捕まえた昆虫たちは、観察終了後、みんなで逃がしました。


田んぼの学校2022年8月度(実施報告)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田んぼの学校8月

2022年8月21日

天気:雨のち曇

テーマ:ビオトープの生きもの探し

参加者:5家族15名、スタッフ3名

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あいにくの雨模様と、鎌谷川が増水していたため、川からビオトープに変更しました。悪天候にもかかわらず、15名もの参加者がありました。

 

文化館裏のビオトープで生きもの探しです。この時期のビオトープには何がいるでしょう。

 

ビオトープにはアオサギもいました。このアオサギ、近づいても全く動じません。子どもたちがタモ網でせっせと水生生物を捕まえている間も、その傍らでエサを見つけては食べていました。

 

捕まえた生きものは館内の展示実習室で同定、種類分けをして観察しました。

大逸 主任研究員による水生昆虫の解説です。ビオトープの専門家です。みんな熱心に聞き入っていました。

 

ドジョウとメダカ、アカハライモリは北垣 主任研究員による解説。

【見つけた生き物】

   ●水生昆虫

     ゲンゴロウ類:クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、

            コシマゲンゴロウ、ハイイロゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ

       ガムシ類:ガムシ、コガムシ、ヒメガムシ、マメガムシ

    水生カメムシ類:タイコウチ、コオイムシ、マツモムシ、コマツモムシ、チビミズムシ、

            マルミズムシ

        ヤゴ類:ギンヤンマ、シオカラトンボ、コサナエ属、キイトトンボ

   ●両生類:アカハライモリ

   ●魚類: ドジョウ、キタノメダカ

   ●その他:ミナミヌマエビ、ヒル

今月は、特にゲンゴロウ類が多かったです。


小川で遊ぼう(実施報告)

日時:2022年8月14日(日)9:30~11:30

天気:曇り

参加者:9家族30名

 

天候が心配でしたが大雨に見舞われることもなく、多くのご家族に参加していただきました。

文化館前の鎌谷川に入りました。川の水量も多すぎず少なすぎず、ちょうどいいくらいでした。中には腰まで浸かって夢中で網を入れている子どももいました。やはり夏の川遊びは楽しいですね。

ミナミヌマエビやヤゴ、カワムツの稚魚などが沢山捕れました。中には大きなカワムツを捕まえた子もいました。

カワムツ

ニシシマドジョウ

 

ヤゴとタイコウチ


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