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田んぼの学校2022年5月度(実施報告)

田んぼの学校5月

2022年5月15日(日)9:30~11:30

天気:晴れ

テーマ:春の田んぼ・オタマやタイコウチ

参加者:14家族37名+スタッフ6名

 

天気もよく、涼しい日になりました。今月の田んぼの学校は、ビオトープに入ります。

今回のパスポートのスタンプはオタマジャクシです。

今月に入ってから、ビオトープも生き物の姿が目立つようになりました。

どんな生き物が見つかるでしょうか。

捕まえた生き物は、白バットに入れてみんなで観察しました。

アカハライモリとドジョウ。

シマゲンゴロウとコオイムシ。今日はゲンゴロウの仲間がたくさんいました。7種類ものゲンゴロウ類がいました。

【見つけた生き物】

両生類:シュレーゲルアオガエル、オタマジャクシ(シュレーゲルアオガエル、アカガエル)、アカハライモリ

魚: ドジョウ、メダカ

昆虫: タイコウチ、コオイムシ、クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、マメゲンゴロウ、キベリクロヒメゲンゴロウ、ガムシ、ヒメガムシ、マメガムシ、ヤゴ(ギンヤンマ類、サナエトンボ類、イトトンボ類)

その他: ミナミヌマエビ、ヒル、カワニナ、マルタニシ

 

来月の田んぼの学校も、ビオトープです。


「鶴見茶屋」開催のお知らせ

コロナの影響で2年間開催ができなかった鶴見茶屋を再開します。
爽やかな新緑の季節、コウノトリを愛でながら一服のお茶でお寛ぎください。
皆様のお越しをお待ちしております。

日 時:2022年5月22日(日)10時~15時
場 所:豊岡市立コウノトリ文化館
実 施:兵庫県立豊岡高校茶道部
    豊岡市立コウノトリ文化館
※料金200円


コウノトリ野鳥観察会2022年5月度(実施報告)

日時:2022年5月8日(日)13:00〜15:00
天気:晴れ
参加者:7名
案内人:高橋、友田

五月晴れの爽やかな好天の中で2組7名の参加者で実施しました、河谷→森尾→袴狭→森井の順で巣塔を巡回。すべての巣塔でヒナのふ化が確認されていますが、森井巣塔を除いてごく最近のふ化で、小さなヒナの姿を観察することはできませんでした。巣塔の立つ環境や、親鳥が巣を守っている様子を見てもらいました。

最後に立ち寄った森井巣塔は、ふ化推定日が3月30日で、2羽のヒナが順調に大きく育っています。肉眼でもヒナを確認できます。次週5月12日には、豊岡市の今期の繁殖巣塔における最初の足環装着が行われる予定です。

今回の参加者は小学生が3名、オーストリア人男性が1名と、バラエティ豊かな構成でした。英語での説明や質問回答をしながら、子供向けの話も織り交ぜ、ガイドとしても楽しい時間を過ごしました。


河谷巣塔:5月3日ふ化推定



森尾巣塔:5月3日ふ化推定



森井巣塔での観察の様子。田植えが始まっていました。


「サウンドストークコンサート」

サウンドストークコンサート
5月5日13:00~15:00
場所:ピクニック広場
出演:五荘小学校金管バンド
   J ♡ ファミリー
参加者:約200名(出演者・スタッフを含む)


 晴天の中、3年ぶりのサウンドストークコンサートを開催しました。
2005年5羽のコウノトリが放鳥されて17年、現在約250羽のコウノトリが大空を舞い、繁殖地も関東地方にまで広がり、今年もたくさんのヒナが生まれています。今年の秋には300羽を超える勢いです。コウノトリは音楽が大好き、コウノトリがたくさんの幸せを運んでくれることを祈りながら、コウノトリの歌を歌い継いでいきたい。
今回のサウンドストークコンサートは、五荘小学校金管バンドの皆さんと、Jファミリーの皆さんに出演いただきました。


五荘小学校金管バンドは学校のクラブではなく、五荘小学校に通う楽器が好きな子どもたちとボランティア地域指導者と学校・家庭・地域と三位一体となって、地域に愛されるバンドを目指し活動されています。合い言葉は「自主性・笑顔・感謝」。結成は 2008 年、メンバーは 3~6 年生の約 40 名でみんな仲良く、楽しく活動されています。兵庫県吹奏楽コンクール2021 金賞 最優秀賞(1位)など素晴らしい実力で、本日はたっぷりと演奏していただきました。


J ♡ ファミリーは、ピアノ岡本順子さん、コントラバス中野茂樹さん、クラリネット山田裕子さん、歌橋本まさみさんの4人のグループで、音楽は愛のメッセージ、こうのとりは「愛」の使者、「幸」せの使者をモットーに、こうのとり帰る頃&こうのとりの唄&旧豊岡市歌(一部替え歌)&千の風になって、散歩など、コウノトリにちなむ曲を中心に演奏していただき、みんなで歌いました。


コウノトリも飛んできてくれました。

1時間半ほどの楽しい音楽のひと時を過ごしました。
なお、招待団体である豊岡総合高校吹奏楽部の皆さんについては残念ながら都合により今回は出演見送りとなりました。
また、今回は出演者について広く募集したところたくさんの応募があり、遠く大阪から本格的な音楽活動をされているグループからの応募もありましたこと大変ありがとく思っております。ありがとうございました。
新型コロナ感染症第6波は予断を許さない状況ですが、徐々に以前の生活を取り戻して行ければと思います。


生き物調査 キノコ・粘菌観察会2022年5月度(実施報告)

5月度第1日曜日生き物観察会
「キノコ・粘菌観察会」
日時:2022年5月1日(日)13:00~15:00
天気:曇り
参加者:22名
スタッフ:1名



キノコ・粘菌観察会が始まりました。
稲葉館長を先頭に22名の皆さんが山に向かいました。

 

日本変形菌研究会の枡岡さんを特別講師として開催。
子どもたちが半数以上の楽しい観察会になりました。


西自然観察路を沢の合流部まで登って行き、帰りは棚田跡沢沿いに降りてくるコース。
シュレーゲルアオガエルの声がタゴガエルに変わって行き、サワオグルマ、タニウツギなどの花も見ながら観察しました。
まだ時期が早いので粘菌は見つかりませんでしたが、キノコはいろいろ見つかりました。
子どもたちの目線は低いので驚くほど見つけます。




キノコ以外にもサワガニ、シュレーゲルアオガエル、ニホンアカガエル、ヤマアカガエル、コマユバチの一種の卵、小さな巻貝。
いろんなものを見つけました。


学習室に戻って、机にキノコやいろんなものを広げて見ました。
枡岡先生に実態顕微鏡でキノコの表面を見せてもらいました。


見つけたキノコ
ヒメコガサ、スジオチバタケ、アミスギタケ、カイガラタケ、カワラタケ、ネンドタケモドキ?、背着生の硬質菌複数種、キクラゲ、ヒメキクラゲ、キツネノチャブクロ、ロクショウグサレキンの仲間、ビョウタケの仲間

 

 
 
 
 
 
 

植物観察会2022年4月度(実施報告)

植物観察会4月

神鍋の溶岩流にお出かけしました。
雪の多い冬で春が遅れるのかなと思っていたらいきなり夏日が続き、一度に季節が進んでしまいました。

 

先週の下見の時には咲いていた花が終わっていたりして驚きましたがたくさんの花に出会うことができました。

スミレ
タチツボスミレ、オオタチツボスミレ、ナガバタチツボスミレ、ツボスミレ、アリアケスミレ、スミレ、スミレサイシン

白い花
イチリンソウ、ニリンソウ、セントウソウ、ノミノフスマ、ミミナグサ、オオバタネツケバナ、ニシノオオタネツケバナ

青い花
フデリンドウ、ヤマルリソウ、フラサバソウ

赤い花
トキワイカリソウ
黄色い花
ヤマザトタンポポ、ヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴ
などを観察しました。
昨年、見ることができたシュンランは、残念なことにシカに食べられたのか姿を消していました。

スタッフ2名で5名のお客様をご案内しました。

 


「サウンドストークコンサート」開催のお知らせ

コロナの影響で2年間開催ができなかったサウンドストークコンサートを再開します。
たくさんの皆さんと一緒に、音楽を楽しみたいと思います。

日 時:2022年5月5日(木)13時~15時
場 所:コウノトリの郷公園内ピクニック広場の芝生斜面
出 演:豊岡市立五荘小学校金管バンド
    兵庫県立豊岡総合高校吹奏楽部
    J♡ファミリー
※入場無料
※地面に直接座って頂きますので、各自で敷物の準備をお願い致します


田んぼの学校2022年4月度(実施報告)

 

田んぼの学校4月度
「タンポポなど春の草」

日時:4月17日(日)晴れ
参加者:9家族 22名
スタッフ:4名

2022年度の田んぼの学校が始まりました。
 


今年度の第一回目、春の植物。良いお天気になりました!。


最初なので年間パスポートを発行しました。


4月のスタンプはナナホシテントウです。
春の植物の会なのですが、やっぱり子どもたちは虫だよねとナナホシテントウになりました。


今回は植物ビンゴです。花の色、葉の付き方、茎の様子などを観察します。
色の判断は各人にお任せです。本人が青と思えばそれは青です。


スタートはスミレの仲間です。ヒメスミレがありました。
少し移動するとスミレがありました。
もう少し移動するとアリアケスミレがありました。
みんなすぐに区別できるようになりました。
田んぼの近くに行くとツボスミレも出てきました。


葉の出方や毛の有無などは、お父さんやお母さんに助けられて、全員がシールを貼りきりました。

子どもたちは、「これなに?」とたくさん持ってきてくれました。

観察した植物は
スミレ、ヒメスミレ、アリアケスミレ、ツボスミレ、セイヨウタンポポ、シロバナタンポポ、キランソウ、スイバ、カラスノエンドウ、スズメノテッポウ、スズメノカタビラ、スズメノヤリ、ヒメオドリコソウ、セリ、ヨメナ、オヘビイチゴ、オニタビラコ、カタバミ


実習室に帰って、ビンゴの景品配布です。全員一等賞なので、全員で一斉に好きなのを選んでもらいました。
景品はスタッフが山から拾ってきた水晶や鉱石のかけらでした。

9家族22名をスタッフ4名でご案内しました。

 

 

 

 


コウノトリ野鳥観察会2022年4月度(実施報告)

日時:2022年4月10日(日)13:00〜15:15
天気:晴れ
参加者:4組8名
案内人:高橋、友田

満開の桜が残る中、4組8名の皆さんをご案内しました。最初に学習室で今期の豊岡盆地内のコウノトリ繁殖状況の説明をしました。百合地→森尾→加陽湿地→赤石と巡回観察しました。

立野大橋東詰から右岸堤防に駐車し、2004年10月の台風23号の水害の話、百合地人工巣塔の歴史などの話をしました。森尾地区に移動し、村の真ん中に立つ人工巣塔の地理的な立地条件や、集落の皆さんに常に見守られていることなどをお話ししました。

加陽湿地では逗留中のセイタカシギを観察することができました。今では定期的に豊岡盆地を通過して行く旅鳥ですが、かつては超の付く珍鳥でした。コウノトリをミニチュアにしたような、美しい水鳥を見ていただけて良かったです。

最後に、すでにふ化が確認されている赤石巣塔を観察しました。到着時、親鳥が巣の上に立っていましたが、残念ながらヒナの頭は見えませんでした。午後からは28℃の夏日となりましたが、好天と桜に恵まれたよい観察会になりました。

【本日観察した野鳥】
コウノトリ、キジ、トビ、ホオジロ、ヒバリ、カワラヒワ、セイタカシギ、カルガモ、カワウ、ノビタキ


森尾巣塔観察中


加陽湿地観察中


赤石巣塔観察中

 


生き物調査・昆虫調査(ギフチョウ)2022年4月度(実施報告)

4月度第1日曜日生き物観察会
「昆虫調査(ギフチョウ)」
日時:2022年4月3日(日)13:00~15:00
天気:晴れ
参加者:5名
スタッフ:3名

4月3日は昆虫調査はギフチョウの調査です。
 

最初にギフチョウの食草であるカンアオイをシカから守るために保護柵を設置したポイントを確認。
沢山雪が降りましたが、倒れることなく守れていました。

ギフチョウがよく飛ぶポイントに移動しましたが、天候が悪く気配なし。


ビロードツリアブとハエSPがいたぐらいでした。

コバノミツバツツジもほとんど咲いていません。もう少しで咲くでしょう。

ウラジロガシの大木があり、ヒサマツミドリシジミの食草であることなどを説明。
ウラジロガシとシラカシの違いを確認。

サクラの枯れ木を壊してチビクワガタを探しましたが、いませんでした。
 

 
 
 
 
 
 

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