ホワイトストーク コンサート(実施報告)
ホワイトストークコンサート
2023年12月17日
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ホワイトストークコンサート
2023年12月17日
日時:2023年12月10日(日)13:00〜14:30
天気:くもり
参加者:3名
案内人:高橋
前日から12月にしては20℃近い暖かな日中で、この時期にしては気持ちの良い野鳥観察会となりました。2組3名様と、西ビオトープ~西公開ケージ~東公開エリアと一周しました。コウノトリの生態の説明や、歩きながら聞こえてくる鳥の声や、飛び去る野鳥の解説をしながらゆっくりと周回。鳥インフルエンザ対策で水が抜かれた池には、浅い水辺を好むサギやクサシギを観察しました。
帰路、祥雲寺地区東端の電柱列に止まる野外コウノトリを観察。J0273と識別しました。防獣フェンスに止まってアカトンボを捕食するモズの行動も観察しました。
【今回確認した野鳥】
コウノトリ、ヒヨドリ(声)、セグロセキレイ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ダイサギ、アオサギ、クサシギ、ヤマガラ、カワラヒワ、モズ
日時:2023年11月12日(日)13:00〜14:30
天気:くもり
参加者:9名
案内人:高橋
当日参加も含め、9名の参加者で11月度の観察会を実施しました。15分ほど学習室でフリップを使って観察できそうな野鳥の予習のあと、外に出て双眼鏡の使い方のレクチャー。西公開ケージの飼育個体の観察をしながら、コウノトリの生態について説明。北に建つ祥雲寺巣塔を見ながら、東公開エリアへ。最上部の池に祥雲寺ペアのメスJ0273が採餌中で、ゆっくりと観察してもらいました。
観察サイトでコウノトリ飼育の説明をし、野鳥観察をしながら帰路につきました。曇空で風も強めでしたので、出現種はわずかでした、コウノトリのエピソードも織り交ぜながら、参加者の皆さんには楽しんで頂けたと思います。
【今回確認した野鳥】
コウノトリ、ヒヨドリ(声)、セグロセキレイ、トビ、カラス(声)、ミヤマホオジロ
日時:2023年11月5日13:00~15:00
天候:曇り
参加者6名 スタッフ2名
日時:2023年10月8日(日)13:00〜14:45
天気:くもり
参加者:6名
案内人:高橋
当日参加も含め、6名の参加者で10月度の観察会を実施しました。先月は残暑の影響を避けて午前中の実施でしたが、今月からはレギュラーの13時からの開催となります。いつもどおり、学習室で少し予習をしたあと、玄関前で双眼鏡の使い方の練習。初めての方には、双眼鏡でのぞく世界がずいぶんと新鮮な様子でした。
公開ケージから西ビオトープに移動しながら、目と耳で野鳥を探します。東公開エリアに移動しながら、防獣フェンスにとまって鳴くホオジロの幼鳥をスコープ越しに観察しました。
東公開エリアの最上部の池でじっくり観察時間をとりました。池の対岸にカワセミ、馴化ケージの上には祥雲寺ペアのメスJ0273が止まっており、双眼鏡やスコープでじっくり観察しました。スマホカメラをスコープの接眼部に当てて、野鳥写真撮影にもチャレンジしてもらいました。
帰り道、祥雲寺巣塔の前で、J0021×J0012から始まる繁殖ペアの移りかわりについて説明しました。冬鳥観察には早かったですが、身近な野鳥を観察してもらうことができました。
【今回確認した野鳥】
コウノトリ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、ヒヨドリ、モズ、トビ、ホオジロ、ダイサギ、アオサギ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、コゲラ、アオゲラ、セグロセキレイ、カワセミ、ツバメ
日時:2023年9月24日(日)13:00〜15:00
天気:晴れ
参加者:5名 スタッフ1名
日時:2023年9月10日(日)9:30〜11:00
天気:晴れ
参加者:8名
案内人:高橋
盛夏期間はお休みしていたコウノトリ野鳥観察会を、9月度より再開しました。朝の涼しい時間帯を選んで実施しましたが、すぐに気温が上がり、汗ばむ中で園内を一周しました。
祥雲寺ペアのJ0083オスとJ0273メスが巣塔、圃場、園内湿地で見られ、飼育コウノトリと合わせて、コウノトリをしっかりと観察してもらえました。子供たちも4名参加してくれ、スコープで鳥を見たり、鳴き声を聞いたりしながら賑やかに観察会は進行しました。結構いろいろと野鳥を観察することもできました。
【今回確認した野鳥】
コウノトリ、イソヒヨドリ♀、セグロセキレイ、ツバメ、コシアカツバメ、ダイサギ、モズ、カワセミ、ホオジロ
9月3日(日)
ゲンゴロウ観察会
参加者 8名(スタッフ3名含む)
遠方からの参加者も含めて水生生物に詳しい人が多く充実した観察会になりました。観察場所はククヒ湿地、野上ビオトープ。いずれも谷間の水田をビオトープとして管理している場所です。ククヒはたくさんの畦を作り手間をかけた管理がなされています。野上は水田耕作とよく似た管理でトラクターも入れています。ビオトープとしてはそれぞれ特徴があり、生き物にもすこし違いがあります。
ククヒ湿地では谷水の入り口から続く水路でたくさんのゲンゴロウ類や水生生物が見つかりました。
クロゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、シマゲンゴロウがまず現れ、コシマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウも出てきました。そのほかガムシとヒメガムシ、タイコウチ、オオコオイムシ、ミズカマキリ、マツモムシ、ギンヤンマのヤゴなどが目立ちました。小さな昆虫もよく見るとコツブゲンゴロウ、マメガムシ、コガシラミズムシ、マダラコガシラミズムシなどが見つかりました。
野上ビオトープに移動し調査を継続。ほぼ同じようなゲンゴロウが見られましたが、新たにここではマメゲンゴロウ、クロズマメゲンゴロウが加わりました。
豊岡で最近姿を現したコガタノゲンゴロウ、10年以上姿を消しているゲンゴロウ(ナミゲンゴロウ)は残念ながら見つかりませんでした。
8月27日(日)
夏休み昆虫採集
神鍋高原
参加者2名
この時期の里山での昆虫採集はチョウやバッタが中心となります。神鍋高原は森と草原の組み合わせが素晴らしく、いろいろな昆虫を見ることができます。しかし、今年のように雨が降らず暑い夏は昆虫も少ないように思います。またシカの食害で食草が貧弱になっていることも影響していると思います。
まず山頂に向かって草地を歩きます。ツマグロキチョウとキタキチョウ、モンキチョウと黄色い蝶が出迎えてくれました。ツバメシジミ、ヤマトシジミも現れます。ツマグロイナゴが目立ちます。キリギリスも現れました。
ツマグロキチョウ
やがて木陰のある道に入ります。ウラギンシジミ、コミスジ、ルリシジミ、ダイミョウセセリ、キマダラセセリ、ヒメウラナミジャノメ、ヤマキマダラヒカゲなどが現れました。
キマダラセセリ
山頂の草原に出ると、ジャノメチョウ、ツマグロヒョウモンなどが目立ちます。ここでナキイナゴ、イナゴモドキ、ショウリョウバッタモドキ、ショウリョウバッタ、クルマバッタ、トノサマバッタ、イボバッタなどを観察しました。草原の中を下り最後にクルマバッタモドキを観察しました。
クルマバッタ
セミはミンミンゼミ、ツクツクボウシ、エゾゼミ。それにしても暑い観察会でした。