村田美津子 一覧

田んぼの学校2020-9月度(実施報告)

2020年9月20日(日)9:30〜11:30

天気:晴れ
テーマ:バッタ、イナゴ探し
参加者:121名(39家族)+スタッフ6名

今日は田んぼの学校9月。連休の日曜日で、コロナ前を思い出すような人出で、朝から活気があふれています!!


虫取り網と虫かごを持って出発。缶バッジも網とかご!


虫が少なくて心配しましたが、子どもたちは元気に遊んでいました。クルマバッタ、クルマバッタモドキ、トノサマバッタ、マダラバッタ、ショウリョウバッタ,コバネイナゴ、カマキリなどが採集できました。ハンミョウも少し見ることができました。


お鍋はシカ肉


今回のスタンプはバッタ。

 


植物観察会8月度(実施報告)

テーマ:夏の植物~ミズアオイ、ヒメムカシヨモギなど~
日時:2020年8月23日(日)9:30〜12:00
天気:晴
参加者:10名
スタッフ:菅村、村田

10名のお客様を2名のスタッフでご案内しました。

樹木の復習です。昔はニレ科だった3種の木が並んで植えてあります。エノキとムクノキはアサ科になりました。ニレ科に残ったのはケヤキだけです。かつてはムクノキの葉がサンドペーパーの代わりに使われたことを触って実感していただきました。エノキはオオムラサキやゴマダラチョウの食草です。最近、近畿にもアカボシゴマダラという特定外来生物である蝶が見られるようになってきているというお話もしました。

県立大学の授業で伐採された樹木を見ました。細い木には萌芽更新が起きていましたが、太い木には枝が出てきていませんでした。枯死するのでしょう。裸地にはダンドボロギクが生えてきていました。こんな場所がダンドボロギクの本来の生育地であり、数年で姿を消すのが普通だが、近年はシカの食害で各地に繁茂し、消えることがないこと、白い綿毛が飛んで行って洗濯物について嫌われることなどをお話ししました。

ネムノキ、タラを見ました。果実が付いていて、豆の仲間であることが一目でわかること、タラはこの花の少ない時期には虫たちのよい蜜源になっているというお話をしました。

朝から暑い中、日陰で休みながら、クロモジの芳香に癒されながら目的地に着きました。
そこにはミズオオバコがたくさん咲いていました。純白の花がほとんどですがピンクも含まれていました。

ヒメムカシヨモギとオオアレチノギクを比較して、ヒメムカシヨモギの花には短いけれども白い花弁があることを見ていただきました。

今日観察した植物
エノキ、エゾエノキ、ムクノキ、ダンドボロギク、ホタルイ、ネムノキ、タラ、キツネノマゴ、クロモジ、ヘクソカズラ、ヤマハゼ、ヒメキンミズヒキ、コケオトギリ、ハシカグサ、ミズオオバコ、ヒメムカシヨモギ、オオアレチノギク、ヤマノイモ、ニガナ、カタバミ、ヒメクグ、メドハギ、ヤハズソウ、スブタ、ヤナギスブタ


田んぼの学校2020-8月度(実施報告)

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2020年8月16日(日)9:30〜11:30

天気:晴れ
テーマ:小川の生きもの探し
参加者:48名(17家族)+スタッフ6名

今日もとても暑くなりました。今月の田んぼの学校は、先月に続き、コウノトリ文化館前の鎌谷川に入りました。

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毎年この時期は、鎌谷川の水量も減って水温が上がり、ぬるま湯のようになります。しかし、今年は梅雨が長引いたため、水量も豊富で水温もひんやりとしてて、ちょうどいい冷たさです。
子どもも大人も一緒になって、川に入りました。

新型コロナ感染予防のため、今回、大鍋は無しでした。

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【今日確認できた生きもの】
●魚類 : カワムツ、オイカワ、ムギツク、タイリクバラタナゴ、カマツカ、ドジョウ、シマドジョウ、ドンコ
●カエル類 : トノサマガエル、ヌマガエル
●昆虫 : タイコウチ、コオイムシ、ヤゴ(コヤマトンボ、コシボソヤンマ、ギンヤンマ、コオニヤンマ、サナエ   トンボ科、カワトンボ科)、カゲロウ類幼虫
●甲殻類 : モクズガニ、スジエビ、ミナミヌマエビ
●貝類 : マシジミ(タイワンシジミ?)、カワニナ

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今回のスタンプはスジエビ。

 


コウノトリ文化館 開館20周年 夏休み特別企画

natuyasumi20202000年6月3日に開館した豊岡市立コウノトリ文化館は、今年で満20歳を迎えました。今年の「夏休み特別企画」も盛りだくさんです。

新型コロナウィルス感染予防対策として、以下のお願いを申し上げます。
▼入場時の手指消毒
▼マスクの着用
▼ソーシャルディスタンスの確保
(各自で虫除け対策をお願いします)

チラシのダウンロードはこちらからお願いいたします。


コウノトリ自然観察会7月度(実施報告)

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テーマ:コウノトリとトンボ
日時:2020年7月12日(日)9:30〜12:00
天気:曇り時々雨
参加者:11名(5組)

案内人:上田、武田

7月のコウノトリ自然観察会。少し雨が降りましたが、すぐに上がり傘の出番はなくまりました。

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最初は赤石巣塔です。ビオトープに沿ってゆっくり歩き、ここで育雛中のコウノトリを観察。
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続いて野上の保護増殖センター。今回の参加者の皆さんは全員初参加で若い人ばかり。ここでコウノトリの保護の歴史を少しだけ紹介。
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次は河谷巣塔。集落の中にある巣塔です。

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ここで時間切れになり予定を切り上げて加陽湿地に直行しました。ここで伊豆巣塔を遠くから確認し、堤防周辺で子どもたちのリクエストに応えて昆虫の観察。
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最後は交流館で休憩し解散。


田んぼの学校2020年6月度(実施報告)

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天気:晴
テーマ:初夏の田んぼ(トンボやカエル)
参加者:参加者:64名(スタッフ含)

2020年度の田んぼの学校がようやくスタートしました。コロナ対策を心がけて、密にならないように気を付けながら、大鍋も今回は無しにしました。でも、お天気にも恵まれ、楽しい田んぼの学校になりました。

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オタマジャクシは、ほとんどがシュレーゲルアオガエル、トノサマガエルも少しいました。ゲンゴロウは少なかったですが、コシマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コツブゲンゴロウ、チビゲンゴロウと種類はそれなりにいました。タイコウチやコオイムシも定番です。オニヤンマの羽化したてのものを見つけた子もいました。体がとてもキレイでした。観察が終わったら、みんな逃がしてやりました。ヒルは少なかったが、噛まれた人が3人いましたが、すぐにとれました。

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見上げるとコウノトリが飛んでいました。

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今月のスタンプは、アオサギです。

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確認できた生きもの
ドジョウ、メダカ、ニホンアカガエル、トノサマガエル(オタマ)、シュレーゲルアオガエル(オタマ)、アメンボ、マツモムシ、タイコウチ、コオイムシ、ヤゴ(シオカラトンボ、イトトンボ)、ヒメガムシ、ヒメゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、チビゲンゴロウ、コツブゲンゴロウ、キイトトンボ、ヤマサナエ、ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、モートンイトトンボ、オニヤンマ、ニホンカワトンボ、ミナミヌマエビ、ヒル

 


臨時休館


臨時休館


植物観察会2月度(実施報告)

植物観察会2月23日
冬の植物観察。道端でオオイヌノフクリやヒメオドリコソウ、タネツケバナなどが開花していた。これらは秋に発芽して、冬の間成長し、早春に開花する雑草のグループ。晩春から初夏以降に開花する多くの植物はロゼットで冬を過ごしている。オオアレチノギク、ブタナ、チチコグサ、セイタカアワダチソウ、ハルジオン、ヒメジオン、オニタビラコ、スイバなど。イネ科植物は分かりにくいが、スズメノカタビラが開花していた。
参加者 9名(内スタッフ2名)

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今日は風が強く、体が冷えてきたので早めに部屋に入って、みんなで種名を調べた。花がないので、なかなか難しい

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田んぼの学校2020-2月度(実施報告)

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2020年2月16日(日)9:30〜12:00

天気:曇り

テーマ:冬の田んぼ(アカガエルの卵塊調査)

参加者:参加者:36名(スタッフ含)

今日の田んぼの学校は、雪が降ったらスノーシューを履いて散策の予定でしたが、雪が全くありません。でも、変わりにとても面白いものが見られました。アカガエルの卵塊です。  アカガエルが卵を産む場所が数か所あるので、探しに行きます。昨年も参加してくれた子は探すのが早いです。どれがカエルの卵かわかったら、皆で卵塊の数を数えます。深い所や浅い所、大きい塊、小さい塊様々です。1箇所に沢山産んでいると塊がいくつあるのかさっぱりわかりません…。

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どんな所に卵を産むのか見た後は、部屋に帰って卵塊自体の観察です。成長段階の違う卵塊を見てもらいます。皆触りたそうなので、触ってもらいました。そして、バラバラになったところで1卵塊にはいくつの卵があるのか皆で数えました。4卵塊を数て729、1046、1377、1382という結果が出ました。数えた卵塊はオタマジャクシになるまで、文化館で世話をします。もちろん、ビオトープにもアカガエルの卵塊はまだたくさんあるので、皆見に来てくださいね。

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成長段階の違う卵塊を観察したあと、1卵塊中の個数を数えます。集計は大変!

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スタンプは巣造り中のコウノトリ
祥雲寺巣塔のコウノトリは、2月10日に初卵を産みました!

 


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