植物観察会2023年4月度(実施報告)
日時:2023年4月23日(日)13:00〜15:00
天気:曇り
参加者:8名 スタッフ2名







自然解説員一覧
日時:2023年4月23日(日)13:00〜15:00
天気:曇り
参加者:8名 スタッフ2名
2023年4月16日(日)9:30~11:30
天気:晴れ
テーマ:春のあぜみち
参加者:5家族 17名、スタッフ5名、計22名
2023年度の田んぼの学校のスタートです。今回から大鍋も復活します。4月度のテーマは「春のあぜ道」。祥雲寺の田んぼ周辺でタンポポなどの観察を行いました。
サギゴケ。
タンポポ。
今日は、あぜみちに生える春の花を探して、ビンゴゲームもしました。どれだけ見つかったかな?
ビンゴの景品は水晶です。
今回は久しぶりの大鍋でした。鹿肉メインの味噌仕立てです。今回から復活ですので、来月も大鍋はあります。
2023年3月19日(日)9:30~11:30
天気:晴れ
テーマ:早春のビオトープ
参加者:8家族1団体 42名、スタッフ3名
今月の田んぼの学校は「早春のビオトープ」です。ちょうど今の時期、ふ化したアカガエルのオタマジャクシが沢山います。水草の陰には水生昆虫が潜んでいます。
いい天気になりました。今日は3か所のビオトープを回りました。東公開エリアの池、ビオトープ、文化館裏ビオトープです。
東公開エリアの池。ここは予想より生き物が少なかったです。
東公開エリアのビオトープ
文化館裏ビオトープ。やっぱりここが一番生き物が多いです。
採集した生き物は展示実習室に持ち帰って観察しました。
メダカ
ドジョウ
ドンコ。川の魚ですが、ビオトープに登ってきたようです。
アカハライモリ
クロゲンゴロウ
【見つけた生き物】
魚 類 :ドジョウ、キタノメダカ、ドンコ
両生類 :オタマジャクシ(アカガエル、ツチガエル)、アカハライモリ
水生昆虫:コオイムシ、マツモムシ、クロゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、ガムシ、ヤゴ(サナ
エトンボ型、イトトンボ型、ギンヤンマ)
陸生昆虫:ケラ
甲殻類 :ミナミヌマエビ、ミズムシ
今日は18種類の生き物を見つけることができました。
生き物観察会 「アカガエル調査」
2023年3月5日(日)13時~15時 天候:晴れ
参加者8名 スタッフ3名
青空が広がって、いい天気になりました。豊岡盆地周辺でもアカガエルが沢山産卵しています。今日は東公開エリアのビオトープでアカガエルの卵塊調査です。
ビオトープを1枚づつ卵塊を数えました。東ビオトープでも沢山産卵しています。
中には、オタマジャクシがふ化した卵塊もありました。
途中、休憩をしながら11枚のビオトープを調べました。日差しも暖かくなり、メダカが群れて泳いでいる姿も見れました。
今日の調査では、合計877個もの卵塊を確認することができました。
2023年2月19日(日)9:30~10:30
天気:雨
テーマ:冬の田んぼ
参加者:10名、スタッフ2名
今月の田んぼの学校は「冬の田んぼ」です。豊岡周辺では、数日前からアカガエルの産卵が始まっています。ビオトープでアカガエルの卵塊を数えました。
今月のパスポートのスタンプはコウノトリです。
初めに、隣にある大学院裏の水路で探しました。
たくさんありました。この水路だけでも40個ほどありました。右は水中カメラで撮ったものです。まだ膨らんでいない、小さな卵塊が多かったことから、昨夜あたりに産卵したのかもしれません。
続いてビオトープで探します。
ここでは親ガエルも見つけました。背中の筋の特徴からして、ニホンアカガエルです。
ビオトープだけでも200個以上の卵塊がありました。今日数えた卵塊は合計260個でした。まだこれから産卵すると思われるので、さらに増えることでしょう。
2023年1月15日(日)9:30~11:30
天気:雨
テーマ:切り紙工作
参加者:9名、スタッフ3名
1月の田んぼの学校は「動物の足あと探し」の予定でしたが、雪が消えてしまい足あとも見えなくなってしまったので、切り紙工作に変更となりました。
まず初めに、文化館裏の茅葺き屋根と、どんど焼き、イネと藁の話をしてから、どんど焼きをしました。
文化館の正月飾りのどんど焼きをしました。
展示実習室で切り紙工作のはじまりです。
シカやコウノトリ、クワガタなどを作りました。
田んぼの学校10月
2022年10月16日
天気:霧のち晴れ
テーマ:アカトンボ探し
参加者:8家族1団体 31名、スタッフ2名
10月になり、アカトンボが舞う姿をよく見るようになりました。
今月はアカトンボ探しです。開始直後、あいにくの霧のため、あまり飛ぶ姿は見ませんでした。
霧も晴れ、青空が広がるにつれ、アカトンボたちも飛び始めました。同時に子どもたちも盛んに捕虫網で捕まえ始めました。
木柵の手すりにもよく止まっています。
持ち帰って種類を調べました。翅や胸部の模様などで種を見分けます。種ごとの数も数えます。
今年はほぼ全てがアキアカネとナツアカネでした。他にキトンボが1匹だけ捕まりました。
結果は、アキアカネが63匹で、ナツアカネが76匹、キトンボが1匹でした
こちらが唯一捕まったキトンボです。翅が半分ほど黄色です。
2022年9月4日(日)
天候 :晴れ
参加者:スタッフのみ4名
今月はゲンゴロウ類の調査です。豊岡市内にはゲンゴロウの仲間が数種類生息しています。しかし、中型種や小型種で、大きなゲンゴロウ(別名ナミゲンゴロウ)は近年確認されていません。ナミゲンゴロウが見つかれば大発見ですが、その他にも、豊岡盆地でのゲンゴロウ類の生息状況の確認という大切な役目のある調査です。
今回は参加者の方は無く、スタッフのみでの調査となりました。
まず初めに、久々比湿地を調べました。
ここでは6種ものゲンゴロウ類が確認できました。
クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、クロズマメゲンゴロウです。
豊岡盆地では、よく目にするゲンゴロウたちです。
次に向かったのは、玄武洞スポーツ公園のビオトープです。
ここは意外なことに、ゲンゴロウ類は、コシマゲンゴロウ1種のみでした。
他にもスジエビやキタノメダカ、ヤゴ類などが採集できましたが、全体的に水生動物が少ないという結果でした。
夏休み昆虫採集
2022年8月28日(日)9:30~11:30
天候:晴れ
参加者:2家族8名、スタッフ2名
今日は8月の「夏休み昆虫採集」でした。先月は里山観察路でしたが、今回は谷筋の草地に行きました。
まず最初にキリギリスを見つけました。メスです。剣のような突起物は産卵管です。
草地での採集。キリギリスなどのバッタ類や、トンボ類が多くいます。
オオヤマトンボです。
オオシオカラトンボ。
実習室に戻って、種類を調べて観察しました。
みつけた生物
バッタ類 : キリギリス、ショウリョウバッタ、コバネイナゴ、ハネナガイナゴ、クサキリ、
オンブバッタ
トンボ類 : シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、オニヤンマ、オオヤマトンボ、
キイトトンボ、ウスバキトンボ、オオアオイトトンボ、オオイトトンボ
甲虫類 : オオセンチコガネ、ベッコウヒラタシデムシ
その他 : オオカマキリ、コオイムシ
捕まえた昆虫たちは、観察終了後、みんなで逃がしました。