2013年04月 一覧

4月の山菜

今日は4月23日、山菜シーズン真っ只中である。
すでに平地では時期遅れもあるが、標高が高くなればまだまだこれから。
ほんの一部であるがざっと紹介する。
まずはウコギ科の御三家
コシアブラ

タカノツメ

タラ


どれも美味しい。
さっと茹でたコシアブラとタカノツメ、お好みのドレッシングでどうぞ。
右がタカノツメで、左の方がコシアブラ

焼きタラノメ、天ぷらもおいしいが、茹でや焼きの方が素材の味がストレートで美味しいと思う。

次は、コゴミ。ちょっと遅いが高地ならまだまだいける。

クレソン、外来種だが各地に定着。買うとバカみたいに高い。

添え物に使われるが、おひたしがとても美味しい。

クズの芽、から揚げが美味しい。毛はまったく気にならない。

ユキノシタ。その辺にあるところには大量にある。

ヨモギ、ヨモギもちはもちろん、味が強いので天ぷらでどうぞ。

サワオグルマ、ちょっと通なところで。これも天ぷらで。

他にも、カラスノエンドウ、アケビツル、カキの新葉、ミツバ、アサツキ、ノビル、、、、春は美味しいものがたくさんありますね。


田んぼの学校20130421 スミレ探し、春の草を食べる


田んぼの学校20130421 スミレ探し、春の草を食べる
参加者27人 雨
悪天候で降ったりやんだり、非常に低温で神鍋では降雪。この時期では珍しい。
にもかかわらず、7家族の参加がありました。
菅村副代表理事の説明で、里山の話、人の関与と生物多様性の話、新緑の里山を見ながら、アカマツの衰退、孟宗竹の繁茂、シカの食害による下層植生の崩壊など。

今の時期、山に咲いている桜はカスミザクラ。

人里にしか生えないヒメスミレは郷公園にたくさん開花しています。ニョイスミレもありました。
スミレの種子をアリが運び広がっていくこと。アスファルトや構造物も平気なヒメスミレ。
食べられる野草として、ヨモギ、ノアザミ、ヨメナ、ワラビ、セリなど観察しました。
食べる会では、タラノメ、サワオグルマ、ユキノシタ、ハナウド、アケビなどを天ぷらで食べました。
ノアザミは少し棘が気になりました。

ユキノシタ

ハナウド、ゴヨウアケビなど

タラノメ

サワオグルマ

タラノメ採りごろ

山菜の天ぷらと大鍋
鍋はイノシシと地物野菜。
あいにくのお天気で寒かったですが、人数もちょうど良い感じで楽しい観察会になりました。


ビオトープ管理作業


今日はビオトープの管理作業。冬の間水を少し抜いていたので、畦を改修し水を入れることにしました。畦を切って溝を作ります。

上から2枚目のビオトープは、湿地に溝という形の管理です。ここは谷間のビオトープなので、冬は均一に水を張るより、深いところや浅いところなどメリハリをつけた方が良いように思います。様々な生物が越冬できるように、多様な環境を確保するためです。

クロゲンゴロウが這い出してきました。つかむと白い液体を出しました。くさいです。


センチコガネ


コウノトリ文化館の裏で作業中に、シカの糞の近くでセンチコガネが見つかりました。動物の糞を食べるコガネムシです。もう活動を始めているようです。

近くではタラが芽吹いています。おいしそうです。

今年度から、毎週火曜日の午前中を作業日とします。ビオトープの整備を中心にしますので、興味ある方は参加してください。