ホタル観察会
2012年6月20日(水)コウノトリの郷公園内で豊岡市主催のホタル観察会が開催されました。コウノトリ市民研究所の上田代表が観察会の講師。
コウノトリ文化館ホールで、ホタルについて15分ほど勉強をしました。参加者は150名あまり。
8時過ぎに文化館前を出発。東公開の東屋まで、歩きながらホタルの観察をしました。
鎌谷川沿いにゲンジボタルが飛んでいます。数は例年より少なめ。
東公開湿地ではヘイケボタルの群れが見られました。
2012年06月一覧
2012年6月20日(水)コウノトリの郷公園内で豊岡市主催のホタル観察会が開催されました。コウノトリ市民研究所の上田代表が観察会の講師。
コウノトリ文化館ホールで、ホタルについて15分ほど勉強をしました。参加者は150名あまり。
8時過ぎに文化館前を出発。東公開の東屋まで、歩きながらホタルの観察をしました。
鎌谷川沿いにゲンジボタルが飛んでいます。数は例年より少なめ。
東公開湿地ではヘイケボタルの群れが見られました。
イラカザトウムシ(♂) 節足動物門鋏角亜門クモ綱ザトウムシ目カワザトウムシ科スベザトウムシ亜科
(Gagrellopsis nodulifera Sato & Suzuki)
甍座頭虫
神鍋高原の森林内でアリの観察をしていたらザトウムシが近づいてきた。先日ザトウムシのことを少し勉強したところなので、早速撮影を試みた。ヤマスベザトウムシではないかと思ったが、鳥取大学の鶴崎先生に写真を見ていただくとイラカザトウムシのオスであることが判明した。この種は背中に瓦を積み重ねたような模様があるのだが、オスは色が淡いのでヤマスベザトウムシと間違いやすい。しかし、5月に成体が観察されていることや標高からイラカザトウムシに間違いない。
イラカザトウムシは、兵庫県内だけで染色体数が2n=14,16,20.22,24と多様であることがわかっている。ザトウムシ類は移動能力が低く、地域的分化の目立つ仲間である。このイラカザトウムシは、鶴崎先生の研究資料を見ると2n=20か22の可能性が高い。
体長4~5mm程度。オレンジ色の体で背に瓦を積み重ねたような模様が特徴。メスは甍模様が黒褐色ではっきりしているがオスは淡い。幼体越冬で成体は5~7月ごろに見られる。森林生活者。ザトウムシ、魅力的な歩き方である。
天気 曇り時々晴れ
参加者 約230人 (うち中筋幼稚園関係45人、府中小学校関係96人)
天候が危ぶまれたが曇りで時々強い日差しになるという、田んぼの学校にはまずまずのお天気になりました。
団体参加が2グループあり、200人を超える人数になりました。
アカガエルのオタマは上陸終了。トノサマガエルを中心としたオタマジャクシが多数。シュレーゲルとニホンアマと思われるオタマに上陸直前のものが見られる。
ゲンゴロウ類は幼虫が多数見られるが成体は先月と比べ減少。
イトトンボ型ヤゴ多数。ヤンマ型ヤゴも今回は少し出た。
シオカラトンボ、キイトトンボ、オオイトトンボなどトンボ類成体もにぎやか。
イシガメも久しぶりに捕獲されました。
以下出現したリスト。
魚類:メダカ、 ドジョウ、ヨシノボリ類
甲殻類:ミナミヌマエビ
両生類:イモリ、トノサマガエル、アカガエル、ニホンアマガエル、シュレーゲルアオガエル、トノサマ・シュレーゲル・ニホンアマオタマ、シュレーゲルアオガエル卵塊
爬虫類:イシガメ
昆虫類:オオコオイムシ、コミズムシ、タイコウチ、マツモムシ、ガムシ、クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、コツブゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、クロズマメゲンゴロウ、アメンボ類、トンボ型ヤゴ、イトトンボ型ヤゴ、ヤンマ型ヤゴ、キイトトンボ、モートンイトトンボ、オオイトトンボ、シオカラトンボ、コヤマトンボ*、アメンボ類、カゲロウ類幼虫
その他:チスイヒル、エラミミズの仲間、ミズムシ
クモ類:スジブトハシリグモ、
*飛んでいたサナエトンボはコヤマトンボでよかったでしょうか。
大鍋はシカ肉の肉団子と地元野菜。久しぶりの300人鍋でした。