ニュースレター 一覧

ニュースレター2006年10月号

コウノトリ市民研究所 
ニュースレター <2006-10月号> 
2006.10.1
今年もコウノトリが放鳥されました。六方田んぼを散歩していて、コウノトリに出会うというのはなんともいえないものです。あぜに座って、しばらくぼんやりと飛来したコウノトリを見ていると、田んぼのイナゴやヨメナ、イヌタデが目に入ってきます。何年か前に市民研究所で調査したミズワラビもあちこちにみつかります。コウノトリはゆったりとした時間を運んでくれるようです。             
★市民研10月の行事案内
○田んぼの学校・10月 アカトンボ調査
日時:10月8日(日) 
9:30~コウノピア集合
今年もアカトンボ調査を実施します。コウノトリ郷公園の中と周辺の水田です。アカトンボは種類ごとに環境の変化に敏感に反応してくれるので、水辺環境を見る場合とても面白い材料です。
9月の下旬、六方田んぼや祥雲寺の田んぼには、まだアキアカネは降りてきていません。いつ大群が降りてくるのか楽しみです。この時期、田んぼで見るアカトンボはノシメトンボです。
今年の調査は例年より少し早めに設定したので、アキアカネの大群が見られるか、少し心配です。
網はありますが、虫かごが不足しています。ある人は持ってきてください。
○ビオトープ作業
随時、ビオトープの草刈や修復作業をしたいと思います。10月8日の午後も、少し作業をする予定です。
○FMジャングル取材
バッタ調査が雨でできなかったので、アカトンボ調査でもう一度子どもたちの声を聞きたいそうです。子どもの野生復帰大作戦の特集です。
★NHK ハイビジョン特集
 「幸せを運ぶ鳥 コウノトリがよみがえる ~里山復活をめざした40年~」
10月9日(月) 21:00~22:50 
ハイビジョンですが市民研究所の子どもたちが少しだけ登場します。 コウノトリファンクラブ会長の柳生博さんが出演されます。
★9月の活動記録
田んぼの学校 9月
あぜ道の生きものーバッタ・イナゴ
日時:9月10日(日) 
朝から雨模様。とてもバッタが飛びそうな雰囲気ではない。久しぶりで張り切っていた鍋班も、今日は無理、スタッフだけで食べようとあきらめかけていた。
しかし、雨でも中止はないという田んぼの学校のスタイルが浸透してきたのか、うれしいことに、子どもたちの姿が見え出した。20人で工作教室を始めた。雨が小降りになったので、ビオトープに行こうかと誘うと、長靴と合羽をとりだし、あっという間に完全武装。野生児?が育ってると感心。ビオトープに着くのにあわせるように、雨か強く降り出した。それでも、ゲンゴロウやメダカを採集し文化館に持って帰って分類し観察した。
 やや早めの昼食をとり、それぞれ午後の活動をして解散。午後は展示用の魚を集めた。カマツカが多く、フナ、ムギツク、カワムツなど。カワヒガイの大物が1匹。
★2006年度コウノトリ市民研究所の年間行事予定
田んぼの学校 
コウノトリ市民研究所が主催して実施している公開行事です。研究員以外の方も参加できます。当日参加も可能です。
第2日曜日 コウノピア9時半集合
 毎月第2日曜日「田んぼの学校」を実施します。
 田んぼやその周辺で遊んだり、生き物調査をします。
 お昼は鍋をします。食べて解散。コウノピアに9時半集合。児童は参加費一人100円。イベント保険の関係上、登録必要。
◎年間スケジュール・予定
4月 9日 春の棚田の生きもの、春の草を食べる 
5月14日 田んぼでオタマジャクシや水生昆虫
6月11日 田んぼでトンボやカエル、メダカ 
7月 9日 小川で魚とり
8月13日 休み
(夏休みは市民研特別企画があります)
9月10日 あぜ道の生きもの、イナゴやバッタ
10月 8日 秋の田んぼでアカトンボ
11月12日 里山で落ち葉集め、薪作り
12月10日 木の実や蔓や木切れで工作
 1月14日 里山で野鳥観察、雪遊び
 2月11日 冬の田んぼ、雪遊び、ソバ打ち
 3月11日 田んぼでアカガエル
*田んぼの学校は雨天でも中止はありません。
豊岡盆地の生き物調査 
タンポポ調査 4月23日(日)終了
ホタル調査  5月~6月   終了
ビオトープの生き物調査 
豊岡盆地の野鳥調査 他
随時連絡します。
夏休み特別企画 終了
夏休み期間中に3回の行事を予定しています。
7月30日:里山の昆虫採集
8月9日:小川の魚類調査
8月20日:メダカ調査
★情報局からのお知らせ
<コウノトリ市民研究所ホームページ情報> http://kounotori.org/
○「テーマ別フォトコラム」
2006/9/18日 土手の餌
2006/9/24日 自然放鳥1・2
○「活動記録」
○「ながぐつ観察記」
<毎日新聞「ながぐつ観察記」連載情報>
2006/9/10日掲載 コウキヤガラ
2006/9/24日掲載 ヒガンバナ
★事務局からのお知らせ
*会費未納の方は、行事参加の折に納入してください。
 行事へはなかなか参加できないが、活動の趣旨に賛同し協力会員となりたいと言う方は、下記へ会費を振込みいただければ幸いです。
 金融機関名:但馬信用金庫 本店
 口座番号:普通口座 0666057
 口座名義人:特定非営利活動法人コウノトリ市民研究所 
代表理事上田尚志
*インターネットアドレスをお持ちの方は、メーリングリストに加入してください。http://kounotori.org/このニュースレターもネット配信いたします。加入についてはホームページを参照してください。
*コウノトリ市民研究所の行事は自己責任で対応願います。行事での事故等について市民研究所では責任がもてません。すべて参加者の自己責任でお願いします。
************************
コウノトリ市民研究所は特定非営利活動法人(NPO法人)です。月例行事には、誰でもいつでも自由に参加できます。研究員として継続的な活動を希望される方は、以下の年会費を頂いております。
研究員(家族単位):1000円 (学生個人):500円
主任研究員(総会議決権を持つ社員)1000円(ただし入会金
10,000円)
お問い合わせは、コウノトリ市民研究所事務局までお願い致します。 E-mail:info@kounotori.org
コウノトリ文化館まで連絡いただいても結構です。
〒668-0814 兵庫県豊岡市祥雲寺128番地 コウノトリ文化館
(コウノピア)
         TEL:0796-23-7750
         FAX:0796-23-8005
************************
*ニュースレター郵送版は市民研究所ホームページの内容が一部
重複しています。


ニュースレター <2006-9月号>

今月は、コウノトリの放鳥が行われます。9月23日、円山川河川堤防(大磯)です。この日は記念フォーラムもあります。
☆トピック
●メダカは健在         
メダカを採りに行くというと、「え!絶滅危惧種なのに、採って良いの?」という反応がかなり高い確率で返ってくる。それも高校生。環境教育?が行き届いてきたのか・・。
久しぶりに六方田んぼの水路のメダカを調査しました。4ヶ所しか見ませんでしたがほぼ、様子がわかりました。メダカは健在でした。コンクリート水路でも常時水がたまり、水草があれば、メダカは繁殖するし、川とつながっていればナマズやフナも産卵に利用します。もう少し水路が広く条件がよければたくさんの魚の繁殖場所として機能するように思えます。しかし、現状では多くの水路は迷路のようなところを通らないと川とアクセスできない問題点もあるようです。      
 
●退避水路の生き物調査
8月25日、祥雲寺の田んぼや水路で生き物調査をしました。急に予定が入ったのと、当日が平日だったこともあり、正式な行事にはしませんでした。みなさんに案内できなくて、申し訳ありませんでした。
退避水路の生き物を久しぶりに見ました。大物はいませんでしたが、小さな魚や水生昆虫の生息場所にはなっているようです。
魚類ではタモロコの稚魚が多く、こういう環境で生活していくのだということがよくわかります。フナも稚魚が見られましたが、コブナの群れという状況には届きません。水草の多い水路ではマルガタゲンゴロウ、クロゲンゴロウ、コシマゲンゴロウが普通に見られ、各種のヤゴ類が育っていました。またタイコウチがたくさん見られました。ドジョウも多くはありませんがいました。
用水路は水が少なく大型の魚類は見られませんでしたが、タモロコ、ドジョウ、フナ、タイリクバラタナゴがみられました。ここでもタモロコが最も多く、田んぼや水路を行き来して生活していることがわかります。
●クマゼミがふえている?
連日35度を越える暑い日が続きました。いろいろな生き物の分布が変わってもおかしくないように思えます。
ところで、この夏、今まで聞いたことがなかったいくつかの場所でクマゼミの声を聞きました。今までから豊岡盆地にはいたのですが、比較的場所は限られていたのです。都市の公園ではクマゼミが鈴なりだと言います。みなさんの地域ではどうでしたか?
          
☆市民研9月の行事案内
田んぼの学校・9月 
あぜ道の生きものーバッタ・イナゴ
日時:9月10日(日) 
9:30~コウノピア集合
田んぼの学校も二学期。稲刈りが始まった田んぼのあぜ道でイナゴやバッタ探しをします。イナゴは貴重なタンパク質源で、てんぷらにして食べたり、佃煮にする地方もあります。
バッタは環境のバロメーター。子どもたちはもちろん、これからバッタで環境調査をしてみたいという人、バッタの名前を簡単に覚えることができますよ。
二学期の最初の鍋の食材は何になるか、お楽しみに。
放課後、川で展示用の魚採りをします。こちらも参加してください。
FMジャングルの取材とTBS(TV番組)が入るかもしれません。たくさんの元気な子どもたちの参加を待ってます。
☆2006年度コウノトリ市民研究所の年間行事予定
田んぼの学校 
コウノトリ市民研究所が主催して実施している公開行事です。研究員以外の方も参加できます。当日参加も可能です。
第2日曜日 コウノピア9時半集合
 毎月第2日曜日「田んぼの学校」を実施します。
 田んぼやその周辺で遊んだり、生き物調査をします。
 お昼は鍋をします。食べて解散。コウノピアに9時半集合。児童は参加費一人100円。イベント保険の関係上、登録必要。
◎年間スケジュール・予定
4月 9日 春の棚田の生きもの、春の草を食べる 
5月14日 田んぼでオタマジャクシや水生昆虫
6月11日 田んぼでトンボやカエル、メダカ 
7月 9日 小川で魚とり
8月13日 休み
(夏休みは市民研特別企画があります)
9月10日 あぜ道の生きもの、イナゴやバッタ
10月 8日 秋の田んぼでアカトンボ
11月12日 里山で落ち葉集め、薪作り
12月10日 木の実や蔓や木切れで工作
 1月14日 里山で野鳥観察、雪遊び
 2月11日 冬の田んぼ、雪遊び、ソバ打ち
 3月11日 田んぼでアカガエル
*田んぼの学校は雨天でも中止はありません。
豊岡盆地の生き物調査 
タンポポ調査 4月23日(日)終了
ホタル調査  5月~6月   終了
ビオトープの生き物調査 
豊岡盆地の野鳥調査 他
随時連絡します。
夏休み特別企画 終了
夏休み期間中に3回の行事を予定しています。
7月30日:里山の昆虫採集
8月9日:小川の魚類調査
8月20日:メダカ調査
☆情報局からのお知らせ
<コウノトリ市民研究所ホームページ情報> http://kounotori.org/
●「テーマ別フォトコラム」
2006/8/6日 ギンヤンマ
2006/8/27日 正面から(コウノトリ)
●「活動記録」
2006/8/20日 メダカ調査
●「ながぐつ観察記」
<毎日新聞「ながぐつ観察記」連載情報>
2006/8/13日掲載 ツキノワグマ
2006/8/27日掲載 ギンヤンマ
●「ご案内」
☆事務局からのお知らせ
*会費未納の方は、行事参加の折に納入してください。
 行事へはなかなか参加できないが、活動の趣旨に賛同し協力会員となりたいと言う方は、下記へ会費を振込みいただければ幸いです。
 金融機関名:但馬信用金庫 本店
 口座番号:普通口座 0666057
 口座名義人:特定非営利活動法人コウノトリ市民研究所 代表理事上田尚志
*インターネットアドレスをお持ちの方は、メーリングリストに加入してください。http://kounotori.org/このニュースレターもネット配信いたします。加入についてはホームページを参照してください。
*コウノトリ市民研究所の行事は自己責任で対応願い
ます。行事での事故等について市民研究所では責任がも
てません。すべて参加者の自己責任でお願いします。
************************
コウノトリ市民研究所は特定非営利活動法人(NPO法人)です。月例行事には、誰でもいつでも自由に参加できます。研究員として継続的な活動を希望される方は、以下の年会費を頂いております。
研究員
(家族単位):1000円 (学生個人):500円
主任研究員(総会議決権を持つ社員)
1000円(ただし入会金10,000円)
お問い合わせは、コウノトリ市民研究所事務局までお願い致します。 E-mail:info@kounotori.org
コウノトリ文化館まで連絡いただいても結構です。
〒668-0814 兵庫県豊岡市祥雲寺128番地   コウノトリ文化館(コウノピア)
         TEL:0796-23-7750
         FAX:0796-23-8005
************************


ニュースレター2006年8月号

田んぼの学校は夏休みです。夏休みにも特別企画を行っています。少人数で充実した活動ができると思いますので、ぜひご参加ください。7月30日の昆虫採集では、例年より虫が少ないながら、オニヤンマやミヤマクワガタが見つかりました。8月6日の魚類調査ではタイリクバラタナゴやイチモンジタナゴ、メダカなどを確認しました。
☆トピックス
円山川自然再生技術部会
7月26日、円山川自然再生の技術部会が開催されました。円山川では今、治水対策事業(激特事業)として、下流域を中心に浚渫や河川敷の掘削が行われています。それと平行して、自然再生計画に沿った事業も行われています。自然再生事業は国の管理区間だけでなく、鎌谷川、六方川などの県管理区間を含めた計画です。同じ場所で行うわけですから、2つの事業は一体的におこなわれることになります。治水にも環境にもプラスになる部分、どちらかが妥協せざるを得ない部分などがでてきます。
掘削した河川敷には湿地が形成されるような配慮、遊水地が湿地機能をもつような配慮、魚類の産卵場所の確保など工夫できる部分もあります。
しかし、山と川と海のつながり、田んぼと小川と本流のネットワーク、地域全体をみた土地利用計画など、河川の外のことについては、この委員会の範囲外という限界が出てきます。今後、円山川流域委員会などでは一定の議論はできると思います。(主任研究員 上田尚志)
☆市民研8月の行事案内
<夏休み特別企画>
夏休みは「田んぼの学校」は休みです。そのかわり特別行事を実施します。小学校低学年の子どもたちは少し危険かもしれません。保護者同伴でお願いします。
いずれも<9:30コウノピア集合>で、12時30分ごろまでです。鍋はありません。
●その1 
里山で昆虫採集 7月30日(日) 終了
今まで未発見の物が見つかれば標本にして文化館に展示します。郷公園内の採集物は持ち帰り禁止です。
●その2 
川の魚類調査 8月6日(日) 終了
六方川で恒例の魚類調査を実施します。文化館に展示している魚類の一部を入れ替えます。
●その3 
メダカ調査 8月20日(日)
久しぶりに田んぼの排水路のメダカを調査します。郷公園の外で実施しますから、メダカのほしい人、持ち帰り可です。(調査地域は未定です)
☆2006年度コウノトリ市民研究所の年間行事予定
田んぼの学校 
コウノトリ市民研究所が主催して実施している公開行事です。研究員以外の方も参加できます。当日参加も可能です。
第2日曜日 コウノピア9時半集合
 毎月第2日曜日「田んぼの学校」を実施します。
 田んぼやその周辺で遊んだり、生き物調査をします。
 お昼は鍋をします。食べて解散。コウノピアに9時半集合。児童は参加費一人100円。イベント保険の関係上、登録必要。
◎年間スケジュール・予定
4月 9日 春の棚田の生きもの、春の草を食べる 
5月14日 田んぼでオタマジャクシや水生昆虫
6月11日 田んぼでトンボやカエル、メダカ 
7月 9日 小川で魚とり
8月13日 休み
(夏休みは市民研特別企画があります)
9月10日 あぜ道の生きもの、イナゴやバッタ
10月 8日 秋の田んぼでアカトンボ
11月12日 里山で落ち葉集め、薪作り
12月10日 木の実や蔓や木切れで工作
 1月14日 里山で野鳥観察、雪遊び
 2月11日 冬の田んぼ、雪遊び、ソバ打ち
 3月11日 田んぼでアカガエル
*田んぼの学校は雨天でも中止はありません。
豊岡盆地の生き物調査 
タンポポ調査 4月23日(日)
ホタル調査  5月~6月
ビオトープの生き物調査 
豊岡盆地の野鳥調査 他
随時連絡します。
夏休み特別企画 
夏休み期間中に3回の行事を予定しています。
7月30日:里山の昆虫採集
8月9日:小川の魚類調査
8月20日:メダカ調査
*市民研8月の行事案内参照
☆情報局からのお知らせ
<コウノトリ市民研究所ホームページ情報> http://kounotori.org/
●「テーマ別フォトコラム」
2006/7/17日 コウノトリのヒナ
●「活動記録」
2006/7/9日 田んぼの学校
●「ながぐつ観察記」
<毎日新聞「ながぐつ観察記」連載情報>
2006/7/9日掲載 オオコオイムシ
2006/7/29日掲載 ミゾコウジュ
●「ご案内」
☆事務局からのお知らせ
*会費未納の方は、行事参加の折に納入してください。
 行事へはなかなか参加できないが、活動の趣旨に賛同し協力会員となりたいと言う方は、下記へ会費を振込みいただければ幸いです。
 金融機関名:但馬信用金庫 本店
 口座番号:普通口座 0666057
 口座名義人:特定非営利活動法人コウノトリ市民研究所 代表理事上田尚志
*インターネットアドレスをお持ちの方は、メーリングリストに加入してください。http://kounotori.org/このニュースレターもネット配信いたします。加入についてはホームページを参照してください。
*コウノトリ市民研究所の行事は自己責任で対応願います。行事での事故等について市民研究所では責任がもてません。すべて参加者の自己責任でお願いします。
*************************
コウノトリ市民研究所は特定非営利活動法人(NPO法人)です。月例行事には、誰でもいつでも自由に参加できます。研究員として継続的な活動を希望される方は、以下の年会費を頂いております。
研究員
(家族単位):1000円 (学生個人):500円
主任研究員(総会議決権を持つ社員)
1000円(ただし入会金10,000円)
お問い合わせは、コウノトリ市民研究所事務局までお願い致します。 E-mail:info@kounotori.org
コウノトリ文化館まで連絡いただいても結構です。
〒668-0814 兵庫県豊岡市祥雲寺128番地   コウノトリ文化館(コウノピア)
         TEL:0796-23-7750
         FAX:0796-23-8005
*************************
(郵送版では、活動記録なども掲載していますが、ブログの内容と同じであるため、ここでは省略しています。)


ニュースレター2006年7月号

 春の天候不順で、生き物の出現が少し遅れています。ホタルにも影響が現れているようです。今年も、市街地のホタル調査を実施しました。
 6月17日は豊岡高校から妙楽寺にかけての蓼川用水路。いつもゲンジボタルがいるところです。門を出てすぐ、百年館という建物のすぐ横のコンクリート水路に、ヘイケボタルが1匹見つかりました。これは今までで最も下流側にいた記録です。やがてグランドの奥、豊岡聾学校との境界付近で、ゲンジボタルを確認。さらに線路までの水路を調査しましたが、いません。線路を越えるといました。しかし個体数は激減です。天候不順であった影響が大きいと思われますが、水路の工事の影響も考えられます。
 6月20日は市役所からスタートし新川水路と亀山水路です。ここでもスタート直後に発見。ゲンジボタルです。大開通りからさほど離れていない場所の水路のンクリート壁で、ひっそりと生活していました。ここから豊岡総合高校まで、ヘイケボタルが少ないながら見つかりました。亀山水路でも、個体数は少ないながら、生息は確認できました。過去にも亀山水路でゲンジボタルガ見つかったことがありましたが、このときは、誰かが逃がしたものである可能性が大きいと判断していました。しかし、今回は発見場所の状況などから、ここにいた可能性もあると考えています。
 
☆トピックス
●コウノトリ自然博物館(仮称)
6月25日午後、コウノトリ文化館においてコウノトリ自然博物館構想検討委員会が開催されました。委員長は中瀬 勲・人と自然の博物館副館長です。1年間かけて検討されます。もともと、文化館と前後して建設される予定のものが、震災などで中断されていたものです。文化館の近く(当初の予定は)にもう一つ建物ができると、活動の質が、また変わってくるかも知れません。
●コウノトリのヒナ、順調に成長
屋外の放鳥拠点のコウノトリの雛が2羽順調に大きくなっています。ときどき「巣立ち」していないのに巣から降りて、周りをはらはらさせているようです。今までは巣の高さがありましたから、こういうことはあまりなかったそうです。雛が巣から出ると、親鳥はあまり餌をやらなくなるらしいので心配です。でも今日は自分で巣に帰っていました。
☆市民研7月の行事案内
●田んぼの学校・小川の生きもの
日時:7月9日(日) 
9:30~コウノピア集合
 暑くなってきました。今回は田んぼを離れてコウノトリの郷公園の前の小川で生物調査を実施します。生きものにとっては田んぼや小川のネットワークが大切なので、生物調査では、田んぼや小川、里山はセットで見ていくと、よくわかります。
 川に入りますから裸足では危険です。サンダルか古い運動靴で来てください。 いつもどおり、鍋も実施します。雨天決行です。豪雨は?です。
●夏休み特別企画
 夏休みは「田んぼの学校」は休みです。そのかわり特別行事を実施します。小学校低学年の子どもたちは少し危険かもしれません。保護者同伴でお願いします。
いずれも<9:30コウノピア集合>で、12時30分ごろまでです。鍋はありません。
○その1 
里山で昆虫・植物採集 7月30日(日)
今まで未発見の物が見つかれば標本にして文化館に展示します。郷公園内の採集物は持ち帰り禁止です。
○その2 
川の魚類調査 8月6日(日)
六方川で恒例の魚類調査を実施します。文化館に展示している魚類の一部を入れ替えます。
○その3 
メダカ調査 8月20日(日)
久しぶりに田んぼの排水路のメダカを調査します。郷公園の外で実施しますから、メダカのほしい人、持ち帰り可です。(調査地域は未定です)
 
☆2006年度コウノトリ市民研究所の年間行事予定
田んぼの学校 
コウノトリ市民研究所が主催して実施している公開行事です。研究員以外の方も参加できます。当日参加も可能です。
第2日曜日 コウノピア9時半集合
 毎月第2日曜日「田んぼの学校」を実施します。
 田んぼやその周辺で遊んだり、生き物調査をします。
 お昼は鍋をします。食べて解散。コウノピアに9時半集合。児童は参加費一人100円。イベント保険の関係上、登録必要。
◎年間スケジュール・予定
4月 9日 春の棚田の生きもの、春の草を食べる 
5月14日 田んぼでオタマジャクシや水生昆虫
6月11日 田んぼでトンボやカエル、メダカ 
7月 9日 小川で魚とり
8月13日 休み
(夏休みは市民研特別企画があります)
9月10日 あぜ道の生きもの、イナゴやバッタ
10月 8日 秋の田んぼでアカトンボ
11月12日 里山で落ち葉集め、薪作り
12月10日 木の実や蔓や木切れで工作
 1月14日 里山で野鳥観察、雪遊び
 2月11日 冬の田んぼ、雪遊び、ソバ打ち
 3月11日 田んぼでアカガエル
*田んぼの学校は雨天でも中止はありません。
豊岡盆地の生き物調査 
タンポポ調査 4月23日(日)
ホタル調査  5月~6月
ビオトープの生き物調査 
豊岡盆地の野鳥調査 他
随時連絡します。
夏休み特別企画 
夏休み期間中に3回の行事を予定しています。
7月30日:里山の昆虫・植物採集
8月9日:小川の魚類調査
8月20日:メダカ調査
☆情報局からのお知らせ
<コウノトリ市民研究所ホームページ情報> http://kounotori.org/
●「テーマ別フォトコラム」
2006/6/11日 J290
●「活動記録」
2006/6/11日 田んぼの学校
2006/6/25日 臨時田んぼの学校
(国土交通省関係で大阪から)
●「ながぐつ観察記」
<毎日新聞「ながぐつ観察記」連載情報>
2006/6/19日掲載 アリスイ
2006/6/25日掲載 タマキクラゲ
●「ご案内」
2006/6/12日 田んぼの学校写真展
☆事務局からのお知らせ
*会費未納の方は、行事参加の折に納入してください。
 行事へはなかなか参加できないが、活動の趣旨に賛同し協力会員となりたいと言う方は、下記へ会費を振込みいただければ幸いです。
 金融機関名:但馬信用金庫 本店
 口座番号:普通口座 0666057
 口座名義人:特定非営利活動法人コウノトリ市民研究所 代表理事上田尚志
*インターネットアドレスをお持ちの方は、メーリングリストに加入してください。http://kounotori.org/このニュースレターもネット配信いたします。加入についてはホームページを参照してください。
*コウノトリ市民研究所の行事は自己責任で対応願います。行事での事故等について市民研究所では責任がもてません。すべて参加者の自己責任でお願いします。
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コウノトリ市民研究所は特定非営利活動法人(NPO法人)です。月例行事には、誰でもいつでも自由に参加できます。研究員として継続的な活動を希望される方は、以下の年会費を頂いております。
研究員(家族単位):1000円 (学生個人):500円
主任研究員(総会議決権を持つ社員)1000円(ただし入会金10,000円)
お問い合わせは、コウノトリ市民研究所事務局までお願い致します。 E-mail:info@kounotori.org
コウノトリ文化館まで連絡いただいても結構です。
〒668-0814 兵庫県豊岡市祥雲寺128番地   コウノトリ文化館(コウノピア)
         TEL:0796-23-7750
         FAX:0796-23-8005
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ニュースレター2006年6月号

コウノトリ市民研究所 
ニュースレター <2006-6月号> 
  
★トピックス
●環境保全功労者知事表彰
地球と共生・兵庫の集いにおいて、コウノトリ市民研究所が環境保全功労者知事表彰団体の部で、5年以上活動し特に優れた功績があった団体に選ばれました。6月5日月曜日に表彰式が神戸であります。稲葉主任研究員(事務局長)が参加します。
●戸島湿地公園・第1回委員会
新聞でも報道されましたが、戸島湿地公園基本構想・計画策定委
員会が30日に開かれました。コウノトリ市民研究所から菅村主
任研究員(副代表)が委員として出ています。委員長は人と自然
の博物館の三橋弘宗さんです。コウノトリの郷公園の大迫さんも
メンバーです。地元委員を入れて15名の委員会ですが、市民研
としてもいろいろな提言をしたいと思います。
戸島湿地は楽々浦の手前の湿田です。ここは、水鳥がたくさん集まる場所で、ハチゴロウもよく利用していました。今回周辺が圃場整備でかさ上げされるにあたり、一部を湿地として残すことになりました。周辺部を含めて、貴重な自然がたくさん残されています。
★市民研6月の行事案内
●田んぼの学校・田んぼの生きもの
日時:6月11日(日) 9:30~コウノピア集合
アカガエルのオタマジャクシは上陸し、小さなカエルになりつつあります。トノサマガエルやシュレーゲルアオガエルのオタマジャクシと交代です。ゲンゴロウ類も産卵期を迎えます。トンボもにぎやかになってきました。アカトンボのヤゴも育ち始めています。いつもどおり鍋も予定しています。
●生きもの調査・市街地のホタル
日時:6月17(土) 8:00 豊岡高校前集合
 6月20(火) 8:00 市役所前集合
市街地のホタル調査を実施します。市街地の用水路という環境に住むホタルの生態を観察します。昨年はたくさんのヘイケボタルを観察しました。今年はどうでしょうか。ゲンジボタルの数も調べます。
●臨時・田んぼの学校 
6月18日(日) 豊岡市内の小学校・学P
6月25日(日) 国土交通省環境月間イベント(大阪のグループ)
二つの団体が臨時田んぼの学校をします。スタッフとして参加し
ていただける方ありましたら、連絡してください。鍋は実施しま
せん。
★2006年度コウノトリ市民研究所の年間行事予定
●田んぼの学校 
コウノトリ市民研究所が主催して実施している公開行事です。研究員以外の方も参加できます。当日参加も可能です。
毎月第2日曜日 コウノピア9時半集合
田んぼやその周辺で遊んだり、生き物調査をします。お昼は鍋をします。食べて解散。コウノピアに9時半集合。児童は参加費一人100円。イベント保険の関係上、登録必要。
◎年間スケジュール・予定
4月 9日 春の棚田の生きもの、春の草を食べる 
5月14日 田んぼでオタマジャクシや水生昆虫
6月11日 田んぼでトンボやカエル、メダカ 
7月 9日 小川で魚とり
8月13日 休み
(夏休みは市民研特別企画があります)
9月10日 あぜ道の生きもの、イナゴやバッタ
10月 8日 秋の田んぼでアカトンボ
11月12日 里山で落ち葉集め、薪作り
12月10日 木の実や蔓や木切れで工作
 1月14日 里山で野鳥観察、雪遊び
 2月11日 冬の田んぼ、雪遊び、ソバ打ち
 3月11日 田んぼでアカガエル
*田んぼの学校は雨天でも中止はありません。
●豊岡盆地の生き物調査
タンポポ調査 4月23日(日)
ホタル調査  5月~6月
ビオトープの生き物調査 
豊岡盆地の野鳥調査 他
随時連絡します。
●夏休み特別企画・予定
夏休み期間中に3回の行事を予定しています。詳しい内容はニュースレター7月号で案内します。
7月下旬:里山の昆虫・植物採集
8月中旬:小川の魚類調査
8月下旬:メダカ調査(未定)
★情報局からのお知らせ
<コウノトリ市民研究所ホームページ情報> http://kounotori.org/
●「テーマ別フォトコラム」2006/5/27日コウノトリの雛
●「活動記録」田んぼの学校
●「ながぐつ観察記」キビシロタンポポ/トノサマガエル
<毎日新聞「ながぐつ観察記」連載情報>
2006/5/15日掲載 キビシロタンポポ
2006/5/28日掲載 トノサマガエル
★事務局からのお知らせ
*会費未納の方は、行事参加の折に納入してください。
 行事へはなかなか参加できないが、活動の趣旨に賛同し協力会員となりたいと言う方は、下記へ会費を振込みいただければ幸いです。
 金融機関名:但馬信用金庫 本店
 口座番号:普通口座 0666057
 口座名義人:特定非営利活動法人コウノトリ市民研究所 代表理事上田尚志
*インターネットアドレスをお持ちの方は、メーリングリストに加入してください。http://kounotori.org/このニュースレターもネット配信いたします。加入についてはホームページを参照してください。
*コウノトリ市民研究所の行事は自己責任で対応願い
ます。行事での事故等について市民研究所では責任がも
てません。すべて参加者の自己責任でお願いします。


ニュースレター <2006-5月号> 

コウノトリ市民研究所 
ニュースレター <2006-5月号>   2006.5.1
☆トピック
●生き物地図・「豊岡盆地の植物」完成 
豊岡盆地に生育する絶滅危惧植物や特徴的な植物が写真とともに説明されています。ポスター形式で、掲示することもできます。「豊岡盆地の野鳥」もまだ残部があります。
☆市民研5月の行事案内
●NPO法人コウノトリ市民研究所・平成18年度総会 
日時:5月14日(日) 14:00~コウノピア
主任研究員はできる限り参加してください。研究員の方はオブザーバー参加できます。
●田んぼの学校・田んぼのいきもの 
 日時:5月14日(日) 9:30~コウノピア集合
今年度の田んぼの学校の本格的なスタートです。今回も田んぼの生き物調査を実施します。田んぼではあいかわらずシュレーゲルアオガエルが鳴いています。成体にも出会えると思います。アカガエルのオタマジャクシも大きくなっています。4月の調査ではイモリが多いのが目立ちました。ビオトープは毎年少しずつ姿を変えています。今年も田んぼの学校では鍋があります。今回の食材はサ○です。
☆2006年度・コウノトリ市民研究所の年間行事予定
●田んぼの学校 
第2日曜日 コウノトリ文化館
9:30集合 12:00ごろ解散
 毎月第2日曜日「田んぼの学校」を実施します。
 田んぼやその周辺で遊んだり、生き物調査をします。
 お昼は鍋をします。食べて解散。
児童は参加費一人100円。
 参加できる時だけでも可。当日参加可。
◎「田んぼの学校」年間スケジュール・予定
4月 9日 春の棚田の生きもの、春の草を食べる 
5月14日 田んぼでオタマジャクシや水生昆虫
6月11日 田んぼでトンボやカエル、メダカ 
7月 9日 小川で魚とり
8月13日 休み
(夏休みは市民研特別企画があります)
9月10日 あぜ道の生きもの、イナゴやバッタ
10月 8日 秋の田んぼでアカトンボ
11月12日 里山で落ち葉集め、薪作り
12月10日 木の実や蔓や木切れで工作
 1月14日 里山で野鳥観察、雪遊び
 2月11日 冬の田んぼ、雪遊び、ソバ打ち
 3月11日 田んぼでアカガエル
*田んぼの学校は雨天でも中止はありません。
●夏休み特別企画・予定 
夏休み期間中に3回の行事を予定しています。詳しい内容はニュースレター7月号で案内します。
7月下旬:里山の昆虫・植物採集
8月中旬:小川の魚類調査
8月下旬:メダカ調査(未定)
●豊岡盆地の生き物調査 
タンポポ調査 4月23日(日)
ホタル調査  5月~6月
ビオトープの生き物調査 
豊岡盆地の野鳥調査 他
*随時連絡します。
☆情報局からのお知らせ
<コウノトリ市民研究所ホームページ情報> http://kounotori.org/
●「テーマ別フォトコラム」
人工巣塔で交尾 (^^) (04/07)
●「活動記録」
コウノトリ感謝祭(04/02)
田んぼの学校 活動記録(04/10)
タンポポ調査 (04/23)
●「ながぐつ観察記」<毎日新聞連載情報>
ドクゼリ:改修で種子目覚めるか (04/09)
ニホンミツバチ (04/22)
☆事務局からのお知らせ
●会費未納の方は、行事参加の折に納入してください。
 行事へはなかなか参加できないが、活動の趣旨に賛同し協力会員となりたいと言う方は、下記へ会費を振込みいただければ幸いです。
 金融機関名:但馬信用金庫 本店
 口座番号:普通口座 0666057
 口座名義人:特定非営利活動法人コウノトリ市民研究所 代表理事上田尚志
●インターネットアドレスをお持ちの方は、メーリングリストに加入してください。http://kounotori.org/このニュースレターもネット配信いたします。加入についてはホームページを参照してください。
●コウノトリ市民研究所の行事は自己責任で対応願い
ます。行事での事故等について市民研究所では責任がも
てません。すべて参加者の自己責任でお願いします。
☆掲示板☆
生き物関連行事のご案内
詳細はそれぞれの連絡先に問い合わせてください。
●コウノトリの郷公園 
・子どものための野生復帰講座(全9回)
・パークボランティア養成講座(全9回)
 申し込み必要
連絡先 〒668-0814 兵庫県豊岡市祥雲寺128 TEL (0796)23-5666 FAX (0796)23-6538
●竹野スノーケルセンター
・イベント 磯開きフェスティバル
5月3~5日 9:30~ 13:00~
・土曜観察会 春の海辺は大忙し!
5月20日 10:00~11:30
参加費100円 申し込み3日前
・野生復帰大作戦(こども・大人)
 (全11回 10:00~15:00) 申し込み必要
連絡先 兵庫県豊岡市竹野町切浜大浦 TEL/FAX:0796-47-1932


ニュースレター2006年4月号

コウノトリ市民研究所 
ニュースレター <2006-4月号>   2006.4.1
   
市民研究所の倉庫(研究室)が完成しました。かなり狭いですが、しっかりした作りです。調査用具や資料などが収納できそうです。4月9日の田んぼの学校でデビューです。
★トピックス
豊岡盆地でコハクチョウ越冬
当地での越冬記録は20数年ぶりだそうです。昨年 12月以降コハクチョウの観察が定着し、1月に入ってからは22羽のグループと3羽のグループが別々に盆地内を行動していました。特に22羽のグループは河谷地区の冬季湛水田をねぐらにしており、噂が広まるにつれ観察者も増えてゆきました。
六方田んぼは年末から根雪に閉ざされており、コハクチョウは雪解けの田んぼを探しては日中そこで餌を食べていました。小坂地区、下鉢山地区、国府平野の田んぼが主な餌場でしたが、盆地から雪が消える頃には六方田んぼや栃江地区の田んぼを餌場として利用していました。3羽のグループはやがて4羽に増えて22羽のグループと合体し、渡去前には別のところから飛来したグループも加わって31羽の群れに膨れ上がりました。
3月5日8時前、河谷湛水田から北東に向かって飛び立ったのが最後となりました。冬季湛水田が本格化したその冬に、コハクチョウがそこを利用し越冬したという注目すべき事実が残りました。
 (高橋主任研究員)
★市民研4月の行事案内
○田んぼの学校・春の棚田の生きもの
日時:4月9日(日) 9:30~コウノピア集合
春の棚田は、アカガエルのオタマジャクシや越冬から覚めた生きものたちでにぎやかです。棚田とその周辺の雑木林の生きものを探します。
いつもどおり鍋も予定しています。また、草花の観察と試食も行います。また、研究室引越し作業も少しずつやっていきますので、ご協力ください。
○生きもの調査・在来タンポポ
日時:4月23日(日) 9:30~コウノピア集合
 豊岡盆地の在来タンポポの分布調査をします。小学校区ごとの調査票で、過去の記録を参考にしながら探していきます。調査は家族単位、グループ単位での移動になります。(生きもの調査の時には鍋はお休みです。)
○NPO法人コウノトリ市民研究所・平成18年度総会・予告
 
日時:5月14日(日) 14:00~コウノピア
主任研究員はできる限り参加してください。研究員の方はオブザーバー参加できます。
★2006年度コウノトリ市民研究所の年間行事予定
○田んぼの学校 
新規登録をしてください
同封した登録用紙をコウノトリ文化館に届けてください。田んぼの学校当日に直接でも結構です。
(イベント保険の名簿を作成します。)
第2日曜日 コウノピア9時半集合
 毎月第2日曜日「田んぼの学校」を実施します。
 田んぼやその周辺で遊んだり、生き物調査をします。
 お昼は鍋をします。食べて解散。コウノピアに9時半集合。児童は参加費一人100円。
◎年間スケジュール・予定
4月 9日 春の棚田の生きもの 
5月14日 田んぼでオタマジャクシや水生昆虫
6月11日 田んぼでトンボやカエル、メダカ 
7月 9日 小川で魚とり
8月13日 休み
(夏休みは市民研特別企画があります)
9月10日 あぜ道の生きもの、イナゴやバッタ
10月 8日 秋の田んぼでアカトンボ
11月12日 里山で落ち葉集め、薪作り
12月10日 木の実や蔓や木切れで工作
 1月14日 里山で野鳥観察、雪遊び
 2月11日 冬の田んぼ、雪遊び、ソバ打ち
 3月11日 田んぼでアカガエル
*田んぼの学校は雨天でも中止はありません。
○豊岡盆地の生き物調査 
タンポポ調査 4月23日(日)
ホタル調査  5月~6月
ビオトープの生き物調査 
豊岡盆地の野鳥調査 他
*随時連絡します。
○夏休み特別企画・予定 
夏休み期間中に3回の行事を予定しています。詳しい内容はニュースレター7月号で案内します。
7月下旬:里山の昆虫・植物採集
8月中旬:小川の魚類調査
8月下旬:メダカ調査など(未定)
★情報局からのお知らせ
<コウノトリ市民研究所ホームページ情報> http://kounotori.org/
 ●「テーマ別フォトコラム」
放鳥コウノトリ1・2・3・4
野上のJO290/JO290 
段階的放鳥/ニホンミツバチ 
 ●「活動記録」田んぼの学校 アカガエル産卵調査
 ●「ながぐつ観察記」ノスリ/コガマ
<毎日新聞「ながぐつ観察記」連載情報>
2006/2/26日掲載 ノスリ
2006/3/16日掲載 コガマ
★事務局からのお知らせ
*会費未納の方は、行事参加の折に納入してください。
 行事へはなかなか参加できないが、活動の趣旨に賛同し協力会員となりたいと言う方は、下記へ会費を振込みいただければ幸いです。
 金融機関名:但馬信用金庫 本店
 口座番号:普通口座 0666057
 口座名義人:特定非営利活動法人コウノトリ市民研究所 代表理事上田尚志
*インターネットアドレスをお持ちの方は、メーリングリストに加入してください。http://kounotori.org/このニュースレターもネット配信いたします。加入についてはホームページを参照してください。
*コウノトリ市民研究所の行事は自己責任で対応願い
ます。行事での事故等について市民研究所では責任がも
てません。すべて参加者の自己責任でお願いします。


ニュースレター2006年3月号

★●▲
コウノトリ市民研究所 
ニュースレター(2006-3月号)
3月に入り田んぼのビオトープもにぎやかになってきました。野外のコウノトリも行動範囲を広げ、春から夏にかけてどんな行動をとるのか、興味深いものがあります。でも、まだかなりの部分を人に依存して生きています。長い目で見守りたいですね。コウノトリの野生復帰、そして人間の野生復帰はこれからです。
★★トピックス
●コウノトリ感謝祭・出店します。
4月1日、2日に大開通りの空き店舗を利用して行われるコウノトリ感謝祭に市民研究所も出店します。場所は市役所前の広場のテントになる予定です。田んぼの学校の子どもたちの様子のパネル展示をメインに、2006年度の市民研入会案内や、田んぼの学校登録コーナーを作る予定です。また、カエルや水生昆虫の生態展示もできればする予定です。ぜひ、お立ち寄りください。また、協力願えるスタッフも募集中です。連絡ください。
●市民研究所倉庫年度内に完成予定 
研究室がシアターに改造され手狭になったため、倉庫を建設します。市民研究員が調査研究するための道具や資料を保管し、活動の拠点とするためのものです。この倉庫には、市民研究所が受けているサントリー世界愛鳥基金が使われます。小さな倉庫ですので、網や長ぐつ、鍋などたくさんの物で、すぐにいっぱいになってしまいそうです。
●円山川緊急治水対策始まる 
円山川の緊急治水対策が始まりました。国の直轄区域(赤碕橋付近から下流)をさらに上流域、中流域、下流域と分けると、中郷あたりまでは主に無堤地区の築堤工事、市街地付近は堤防の強化と河川敷の掘削、下流域は川底の掘削が行われます。さらに、中郷付近では遊水地、下流域では築堤が困難なことから、治水の特別対策を策定中です。この工事と同時平行して自然再生事業が実施されます。
この事業では湿地や原野環境の保全と創出を行います。市民研究所のメンバーは検討委員会や技術部会に出ていますので、必要な資料や質問などありましたら、わかる範囲で答えることができます。議事録は公開されています。
★★市民研3月の行事案内
「田んぼの学校・アカガエルの産卵調査」
 日時:3月12日(日)9:30~コウノピア集合
今年の冬はアカガエルの産卵がやや遅れ気味。早い年は2月の上旬です。今年は祥雲寺の田んぼには冬季湛水田が広がっています。アカガエルの産卵に何か影響があるのか、興味あるところです。
田んぼ周辺を歩き回ります。田んぼには入りませんが長ぐつが無難です。いつもどおり鍋も予定しています。
★★生き物関連行事のご案内
詳細はそれぞれの連絡先に問い合わせてください。
●コウノトリの郷公園
3月26日(日)13:30-15:00
場所 コウノトリの郷公園内「管理・研究棟」玄関前
里山の生き物観察会「アカガエルの卵」
☆連絡先〒668-0814 兵庫県豊岡市祥雲寺128
TEL (0796)23-5666 FAX (0796)23-6538
●竹野スノーケルセンター
3月4日(土) 10:00~11:30
土曜観察会 「絵手紙を書こう!」
場所:竹野スノーケルセンター・ビジターセンター 
参加費 100円
3月18日(土) 10:00~11:30
土曜観察会 「みんなでカエルをたすけよう」
場所:竹野スノーケルセンター・ビジターセンター
参加費 100円
☆連絡先 兵庫県豊岡市竹野町切浜大浦 
TEL/FAX:0796-47-1932
★★2005年度コウノトリ市民研究所の年間行事予定
●田んぼの学校 
第2日曜日 コウノピア9時半集合
 毎月第2日曜日「田んぼの学校」を実施します。
 田んぼやその周辺で遊んだり、生き物調査をします。
 お昼は鍋をします。食べて解散。コウノピアに9時半集合。
児童は参加費一人100円。保護者同伴。
<年間予定>
4月10日(第2日曜)タンポポ調査
5月 8日(第2日曜)田んぼ
6月12日(第2日曜)田んぼ
7月10日(第2日曜)田んぼ・川
8月14日(第2日曜)休み
9月11日(第2日曜)郷公園でバッタ
10月 9日(第2日曜)郷公園でアカトンボ
11月13日(第2日曜)里山
12月11日(第2日曜)里山
1月 9日(第2日曜)野鳥調査
2月12日(第2日曜)食べる会
3月12日(第2日曜)アカガエル調査
●豊岡盆地の生き物調査 
タンポポ調査 4月~5月(4月10日など)
ホタル調査  5月~6月
六方川調査  8月21日(日)
福田ビオトープ調査 6月26日、7月31日  
ビオトープの生き物調査 
豊岡盆地の野鳥調査 他
★★情報局からのお知らせ
<コウノトリ市民研究所ホームページ情報> http://kounotori.org/
 ●「テーマ別フォトコラム」 放鳥コウノトリ 
 ●「活動記録」田んぼの学校 食べる会
 ●「ながぐつ観察記」ハハコグサ/ニホンザル
<毎日新聞「ながぐつ観察記」連載情報>
2006/1/29(日)掲載 ハハコグサ
2006/2/12(日)掲載 ニホンザル
2006/2/26(日)掲載 ノスリ
★★事務局からのお知らせ
*会費未納の方は、行事参加の折に納入してください。
 行事へはなかなか参加できないが、活動の趣旨に賛同し協力会員となりたいと言う方は、下記へ会費を振込みいただければ幸いです。
 金融機関名:但馬信用金庫 本店
 口座番号:普通口座 0666057
 口座名義人:特定非営利活動法人コウノトリ市民研究所
 代表理事上田尚志
*インターネットアドレスをお持ちの方は、メーリングリストに加入  してください。http://kounotori.org/このニュースレターもネット配 信いたします。加入についてはホームページを参照してください。
*コウノトリ市民研究所の行事は自己責任で対応願い
ます。行事での事故等について市民研究所では責任がも
てません。すべて参加者の自己責任でお願いします。


ニュースレター2006年2月号

★▲コウノトリ市民研究所ニュースレター★▲2006-2月号
そろそろ来年度の活動計画をつくる時期になりました。2月の<田ん ぼの学校・食べる会>で、食べながら今年の反省や来年度の活動について雑談したいと思います。田んぼの学校でこんな事がやってみたい、この生き物の分布を調べてみたいなどの希望がありましたら、たくさん持ち寄ってください。
○田んぼの学校 
登録参加者 年間延べ1000人ぐらい
田んぼの学校はコウノトリ市民研究所が運営する行事です。誰でも参 加でき、参加費は子ども一人100円としています。イベント保険の関係もあり登録制ですが当日参加も可能です。今年度の田んぼの学校は、月に1回集まって田んぼや川や山で遊ぶという設定でやってきました。また、地元食材の鍋も大切な要素として考えてきました。
○コウノトリ市民研究所研究員  
約70家族(会員にあたります)
田んぼの学校や豊岡盆地の生き物調査を実施しています。研究員になっていただくと毎月ニュースレターを送付し、行事案内をします。田んぼの学校のスタッフや、それぞれの希望に応じて生き物調査に参加することもできます。コウノトリ文化館等で市民研究所の所有する調査用具などを使用することができます。年会費は1000円です。
○コウノトリ市民研究所主任研究員 
19名(NPO法人社員に当たります)
NPO法人コウノトリ市民研究所の運営スタッフとして活動します。調査研究部(グループ)のほかに事務局、食料局、情報局があります。コウノトリ・環境関連の委員会などへの参加、執筆・講演などもあります。また、他の環境教育施設などを訪問する研修会を年に1回実施しています。
★▲トピックス
●豊岡盆地の冬鳥事情(高橋主任研究員)
いつもの冬なら観察できる鳥がほとんどいない、いつもならいないはずのコハクチョウがしばしば飛来する。今年の冬は全国的にこんな現象が見られます。コハクチョウに関しては、中越・北陸の本来の越冬地が豪雪のために充分な餌が確保できず、次第に南に下りて来たということでしょう。いつもの冬鳥が見られないことに関してはいろいろと議論されていますが、本当のところはよくわかっていません。
豊岡盆地では今シーズンの冬鳥の少なさに加え、河川工事の影響で猛禽類も少なく、寂しい野鳥観察が続いています。冬季湛水田をねぐらに滞在中のコハクチョウの動きは興味深いものがあり、当地で越冬する可能性も高まってきています。引き続き注目してゆきます。
ところで、1月度の鳥関係のニュースでは、なんといっても1月20日から23日にかけて350キロの大冒険飛行をやってのけた放鳥コウノトリJ0290君でしょう。飼育下で育ったコウノトリの、野生としてのポテンシャルを充分に感じさせてくれました。
●日本最古と思われる植物標本発見 (菅村主任研究員)
神戸新聞や毎日新聞で紹介されましたが、豊岡の郷土史料室で日本最古と思われる植物標本が発見されました。郷土史料室から「昔の植物標本が出てきたのだが価値が分からない」と相談がありました。実際に見せていただいた後、人と自然の博物館の鈴木武さんに問い合わせたところ、非常に貴重なものとわかり、今回の発表となりました。
和紙に貼られたものが綴られて本のようになったものもありますが、多くは1点ずつ和紙でくるまれています。ヤマブキ、サクラ、モモ、ツツジ、ハギ、ウメなどの園芸植物が確認できました。多くは花だけだったり葉だけだったりする小さなものですが、保存状態は非常によく昔のものとは思えません。あるものには包まれた紙に享保19(1734年にあたる)と書かれていました。日本には1800年代の植物標本も非常に少なく、質量ともに最初期の日本の植物標本を代表するもののようです。作者は、肥後細川家より嫁いでこられた豊岡藩主京極高永の正室である梅寿院さんです。
★▲市民研2月の行事案内
「田んぼの学校・食べる会」
日時:2月12日(日)9:30~コウノピア集合
地元産のそば粉を使ったソバ打ち大会と恒例の大鍋です。雪が降れば、雪遊びもします。雪がなければ冬のビオトープを覗きに行きます。ビオトープではヤゴ、コオイムシ類、小型のゲンゴロウ類などが越冬しています。また、暖かい日が続くと、2月上旬にはアカガエルの産卵が始まります。
★▲生き物関連行事のご案内
詳細はそれぞれの連絡先に問い合わせてください。
●コウノトリの郷公園 
○2月5日(日)里山の生き物観察会 
テーマ「冬の動物」
9:30-12:30 対象小学生~一般 集合場所 コウノトリの郷公園 参加費 無料 申込方法 電話またはFAXで受付 締切2月2日(木)必着 申込先 兵庫県立コウノトリの郷公園
○2月12日(日)里山の生き物観察会 ガイドウォーク 
テーマ「コウノトリを知ろう」
13:30-15:00 集合場所 コウノトリの郷公園 15名以上の団体で参加希望の場合には事前連絡。
☆連絡先〒668-0814 兵庫県豊岡市祥雲寺128 TEL(0796)23-5666 FAX(0796)23-6538
●竹野スノーケルセンター
○2月4日(土)土曜観察会 「オリジナルふりかけをつくってみよう」
10:30-11:30 場所:竹野スノーケルセンター・ビジターセンター 参加費 100円
○2月12日(日)ブルーミュージアムセミナー 「ふるさとの語り部に学ぼう」
10:30-11:30 場所:竹野スノーケルセンター・ビジターセンター 参加費大人500円こども300円
○2月18日(土)土曜観察会 「ハガキをつくってみよう」
10:30-11:30 場所:竹野スノーケルセンター・ビジターセンター 参加費 100円
☆連絡先 兵庫県豊岡市竹野町切浜大浦 TEL/FAX:0796-47-1932
★▲2005年度コウノトリ市民研究所の年間行事予定
●田んぼの学校 コウノピア9時半集合
毎月第2日曜は「田んぼの学校」を実施します。
田んぼやその周辺で遊んだり、生き物調査をします。
お昼は鍋をします。食べて解散。コウノピアに9時半集合。
児童は参加費一人100円。保護者同伴。
<年間予定>
4月10日(第2日曜)タンポポ調査
5月 8日(第2日曜)田んぼ
6月12日(第2日曜)田んぼ
7月10日(第2日曜)田んぼ・川
8月14日(第2日曜)休み
9月11日(第2日曜)郷公園でバッタ
10月 9日(第2日曜)郷公園でアカトンボ
11月13日(第2日曜)里山
12月11日(第2日曜)里山
1月 9日(第2日曜)野鳥調査
2月12日(第2日曜)食べる会
3月12日(第2日曜)アカガエル調査
●豊岡盆地の生き物調査 
タンポポ調査 4月~5月(4月10日など)
ホタル調査  5月~6月
六方川調査  8月21日(日)
福田ビオトープ調査 6月26日、7月31日  
ビオトープの生き物調査 
豊岡盆地の野鳥調査 他
★▲情報局からのお知らせ
 <コウノトリ市民研究所ホームページ情報> http://kounotori.org/
●「テーマ別フォトコラム」 野上ビオトープ/サル 
●「活動記録」田んぼの学校 冬鳥調査
●「ながぐつ観察記」コハクチョウ
<毎日新聞「ながぐつ観察記」連載情報>
2006/1/21(土)掲載 コハクチョウ 冬季湛水田が鳥を呼ぶ
2006/1/29(日)掲載 ハハコグサ 似たもの同士?母と父
★▲事務局からのお知らせ
*会費未納の方は、行事参加の折に納入してください。
行事へはなかなか参加できないが、活動の趣旨に賛同し協力会員となりたいと言う方は、下記へ会費を振込みいただければ幸いです。
金融機関名:但馬信用金庫 本店
口座番号:普通口座 0666057
口座名義人:特定非営利活動法人コウノトリ市民研究代表理事 上田尚志
*インターネットアドレスをお持ちの方は、メーリングリストに加入してください。http://kounotori.org/このニュースレターもネット配信いたします。加入についてはホームページを参照してください。
*コウノトリ市民研究所の行事は自己責任で対応願います。行事での事故等について市民研究所では責任がもてません。すべて参加者の自己責任お願いします。


ニュースレター2006年1月号

コウノトリ市民研究所2006-1月ニュースレター
☆年頭のご挨拶
2005年はコウノトリが放鳥されるという画期的な年でした。人間が
 絶滅させたわけですから人間の手で元に戻す。いろいろな思いがあるにせ
 よ、このことは純粋に素晴しいことだと思います。
  この秋から冬にかけて、マガンやハクチョウの姿がいつもになく多く見
 られました。鳥たちは環境のわずかな変化に敏感に反応しているように思
 えます。野生復帰はこれからが、ほんとうの始まりです。
  田んぼの学校を通して、子どもたちは場所と機会さえあれば自然の中で
 様々な工夫をして遊ぶことが大好きだということが、良くわかりました。
 自然は子どもたちにとって重要です。そしてもちろん、人間社会にとって、
 なくてはならないものです。
  月に1回の田んぼの学校と大鍋は、共同で遊ぶという形が定着してきま
 した。これからは運営にもたくさんの会員のみなさんに参加してほしいと
 思っています。そして、もう少し深く自然と付き合ってみたい人は、各分
 野の生物調査に参加してみてください。きっと豊岡盆地の自然の豊かさに
 驚かされると思います。今年も、無理なく楽しく、自然との付き合いを深
 めていきましょう。
☆トピックス
 ○田んぼに水を張れば白鳥が降りてくる
  昨秋から豊岡盆地のいくつかの田んぼに水が張られました。さっそく
  にも西の越冬地に向かうコハクチョウが舞い降りて、旅の中継点とし
  て利用してゆきました。この秋は盆地内でのマガンの観察例も増えま
  した。近い将来、豊岡盆地でコハクチョウやマガンが越冬するように
  なるかも知れませんね。
 ○コウノトリ市民研究所倉庫建設遅延
  先月号でお知らせしました市民研究所の倉庫建設についてですが、進
  入路が公園内道路からとなる関係で建築確認にてこずっています。完
  成は大幅にずれ込んで年度内にできればと思います。
  
☆コウノトリ市民研究所1月の行事案内
 ○「田んぼの学校・野鳥調査」
  日時:1月8日(日)9:30~コウノピア集合
  豊岡盆地の冬鳥調査です。車に乗り合わせて移動します。
  防寒必須、双眼鏡のある人は持参して下さい。
             (兵庫県環境政策課委託事業)
 
☆生き物関連行事のご案内
 ○竹野スノーケルセンター
 1月7日(土) 10:00~11:30
   場所:竹野スノーケルセンター・ビジターセンター    参加費 100円
   土曜観察会 「海でお正月」 
 1月21日(土) 10:00~11:30
   場所:竹野スノーケルセンター・ビジターセンター    参加費 100円
   土曜観察会 「原始人になってみよう」 
 2月4日(土) 10:00~11:30
   場所:竹野スノーケルセンター・ビジターセンター    参加費 100円
   土曜観察会 「オリジナルふりかけをつくってみよう」 
  
☆2005年度コウノトリ市民研究所の年間行事予定
 ○田んぼの学校 コウノピア9時半集合
  毎月第2日曜は「田んぼの学校」を実施します。
  田んぼやその周辺で遊んだり、生き物調査をします。
  お昼は鍋をします。食べて解散。
  コウノピアに9時半集合。
  児童は参加費一人100円。保護者同伴。
 4月10日(第2日曜)タンポポ調査
 5月 8日(第2日曜)田んぼ
 6月12日(第2日曜)田んぼ
 7月10日(第2日曜)田んぼ・川
 8月14日(第2日曜)休み
 9月11日(第2日曜)郷公園でバッタ
10月 9日(第2日曜)郷公園でアカトンボ
11月13日(第2日曜)里山
12月11日(第2日曜)里山
 1月 9日(第2日曜)野鳥調査
 2月12日(第2日曜)食べる会
 3月12日(第2日曜)アカガエル調査
 ○豊岡盆地の生き物調査
   タンポポ調査 4月~5月(4月10日など)
  ホタル調査  5月~6月
  六方川調査  8月21日(日)
  福田ビオトープ調査 6月26日、7月31日
   順次ご案内します。
☆情報局からのお知らせ
<コウノトリ市民研究所ホームページ情報> http://kounotori.org/
 ●「テーマ別フォトコラム」ベニシジミ カラスにからまれる八五郎   
 ●「活動記録」田んぼの学校ネイチャークラフト05,12,11
 ●「ながぐつ観察記」オオアカウキクサ カワラハハコ 孤高のコウノトリ
 <毎日新聞「ながぐつ観察記」連載情報>
   12月4日 12月11日 12月25日
  ・掲載希望の方は事務局までご連絡ください。
☆事務局からのお知らせ
*会費未納の方は、行事参加の折に納入してください。
 行事へはなかなか参加できないが、活動の趣旨に賛同し協力会員となりたい
 と言う方は、下記へ会費を振込みいただければ幸いです。
 金融機関名:但馬信用金庫 本店
 口座番号:普通口座 0666057
 口座名義人:特定非営利活動法人コウノトリ市民研究所 代表理事上田尚志
*インターネットアドレスをお持ちの方は、メーリングリストに加入してください。
このニュースレターもネット配信いたします。加入についてはホームページを参照し
てください。 http://kounotori.org/
*コウノトリ市民研究所の行事は自己責任で対応願います。
 行事での事故等について市民研究所では責任がもてません。すべて参加者の自己責
任でお願いします。


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