田んぼの学校20110515 田んぼビオトープの生き物
2011年5月15日 田んぼの学校
参加者約120人 晴天
多数の参加がありました。
田んぼビオトープは1週間ほど前まで落水していたので、あまり生き物がいないのではないか、水を入れてわずかな間にどのくらい生き物がいるのかなど興味ある調査になりました。
驚いたことが数点有ります。
1 ゲンゴロウ類が、ほぼ一通り出たこと。それも量的にも多い。すでに他の田んぼにも水が張られているのに、ここに飛んで集まってきたのか、近くに潜んでいたのか、、分かりません。
シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、クロゲンゴロウ、ハイイロゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ヒメガムシ
オオコオイムシ、タイコウチ、カワゲラ類
トンボ型ヤゴ、イトトンボ類ヤゴ、シオヤトンボ、カワトンボ
2 シュレーゲルアオガエルの成体がたくさん捕獲されたこと。シュレーゲルは鳴き声は聞こえども、簡単には捕獲されません。しかし今回は大量捕獲されました。かごの中でも鳴いているのもいました。オタマジャクシは、アカガエル類の成長したものと、まだ小さいものとが確認されました。小さいのはシュレーゲルのオタマではないかと思いますが、しっかりと確認は出来ていません。まだまだシュレーゲルの卵塊が多数あるので、もしかしたらアマガエルかもしれませんがどうなんでしょうか。
アカガエルオタマジャクシ、シュレーゲルオタマジャクシ?、シュレーゲルアオガエル、シュレーゲル卵塊、トノサマガエル、トノサマガエル卵塊、イモリ
3 その他の生き物も定番のものはほぼ出たと思います。入水1週間でこんなに出るとは驚きました。
ユスリカ幼虫、
ミナミヌマエビ、アメリカザリガニ
ハシリグモ類、
メダカ、ドジョウ
マルタニシ、ヒル
鍋は有害捕獲のシシ肉と地元野菜。