2016年07月 一覧

3TANおもいでボックス

3tanbox

3たん(但馬・丹後・丹波)の5つの自然系ミュージアムが連携して、それぞれの施設をめぐってクラフトを作ったり、スタンプラリーをする新企画「3TANおもいでボックス」がスタートしました。
 最初に訪問した施設で箱(500円)を購入して頂き、その箱を持って施設をめぐり、その中にそれぞれの施設で作ったクラフトを入れていくというものです。箱を買う以外、クラフト体験料は無料です。スタンプラリーも同時開催しており、3か所目と5か所目で記念品がもらえます。

コウノトリ文化館以外の施設は以下のとおり
 ○京都府立丹後海と星の見える丘公園 (京都府宮津市)
 ○琴引浜 鳴き砂文化館(京都府京丹後市)
 ○丹波並木道中央公園 (兵庫県篠山市)
 ○新温泉町山陰海岸ジオパーク館 (兵庫県新温泉町)

期間は7月23日(土)から10月30日(日)まで。
この機会に、但馬・丹後・丹波の各博物館をめぐってみてはいかがでしょうか。

チラシはこちらからダウンロードできます


田んぼの学校7月度(実施報告)

日時:2016年7月17日(日)9:30〜12:00
天気:曇り
テーマ:小川の生きもの探し
参加者:親子43名(12家族)+市民研スタッフ7名

tanbo160720-1

tanbo160720-2
7月の「田んぼの学校・小川の生き物探し」でした。郷公園内の鎌谷川で魚や水生昆虫などを観察しました。天気も曇りで心配していた雨も降らず、過 ごしやすい気温でした。子どもたちはタモ網を手に、腰まで川に入って夢中で生き物採集。魚や昆虫の他に、カメも採集できて子どもたちは大喜びでした。

tanbo160720-3
【本日確認した生きもの】
▼魚:カワムツ、オイカワ、ムギツク、カマツカ、メダカ、ドンコ、ヨシノボリの仲間、
▼両生・爬虫類:トノサマガエル、アマガエル、ヌマガエル、ニホンイシガメ、
▼昆虫:クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コオイムシ、タイコウチ、マツモムシ、ヤゴ(サナエトンボ科・ギンヤンマ・コヤマトンボ・ハグロトンボ)ゲンゴロウ類幼虫、ハグロトンボ、ショウジョウトンボ、
▼その他無脊椎動物:モクズガニ、スジエビ、ミナミヌマエビ、アメリカザリガニ、カワニナ、マシジミ


振替休館日

前日7月18日の振替休館日です。


開館日

「海の日」の休日にあたっているため、通常開館しています。


「コウノトリふれ愛コンサート」開催のお知らせ

fureai2016

夏のコウノトリ文化館恒例行事、コウノトリふれ愛コンサートを今年も開催します。
おなじみの元宝塚歌劇団・毬穂えりなさんとピアノの佐伯準一さんに加え、今回はOSK日本歌劇団出身の友麻亜里をお迎えし、歌に踊りに、華やかなステージを見せて頂くことになりました。
八代保育園の園児たちも、和太鼓で参加してくれます。毬穂さん・友麻さんと園児とのジョイントもお楽しみに。

たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。

日時:2016年8月7日(日)17:30〜19:00
場所:豊岡市立コウノトリ文化館多目的ホール
入場無料(予約不要 当日会場にお集まりください)

案内パンフレット(PDF)はこちらダウンロードできます>ふれ愛コンサート2016ポスター


コウノトリ野鳥観察会7月度(実施報告)

テーマ:巣立ちコウノトリに会いに行こう
日時:2016年7月3日(日)13:00〜15:30
天気:雨ときどき曇り
参加者:5名
講師:高橋

160703
7月度のコウノトリ野鳥観察会は、梅雨のまっただ中。降ったり止んだりのあいにくの天気の中、2組5人の参加者の皆さんと一緒に、盆地内5ヶ所の繁殖巣塔を見て回りました。上の写真は、午前の下見中に撮影した赤石巣塔の幼鳥3羽です。農道の上で、じっと雨をしのいでいました。

160703-1
観察会のスタートは、学習室で今年のコウノトリ繁殖状況の説明をしました。外は激しい雨が降ってきましたが、フィールドガイドを始める頃には上がりました。駐車場へのアプローチ道で、民家の屋根の上に止まる祥雲寺巣塔の2羽の幼鳥を観察。隣りの電柱の上では、お父さんが子供たちを見守っています。

三江小学校グランドの庄境巣塔を観察したあと、野上のコウノトリ保護増殖センターに向かいます。

160703-2
途中、電柱の上に野上ペアのお父さんを間近で観察したあと、保護増殖センターで野生復帰の歴史を説明しました。半世紀も前の「約束のケージ」がある場所です。野上巣塔の下の湿地では、ハスの花が咲き始めています。林からはサンコウチョウの声。

160703-3
赤石巣塔には親鳥が1羽戻っていました。朝見かけた3羽の幼鳥は、見える範囲では確認できませんでした。

160703-4
最後の観察ポイントはハチゴロウの戸島湿地。再び雨が強まりましたが、館内で職員の森さんから丁寧な説明をしてもらいました。ここで今日の観察会のまとめと、参加者の感想を交換して終了としました。

コウノトリの郷公園でケージ内のコウノトリを見るのとは違い、野外で生活しているコウノトリのありのままの姿を目の前で見て頂き、それぞれの目的で参加して頂いたみなさんの、記憶に残る観察会になったことでしょう。