ビオトープ観察日記 一覧

シオカラトンボ


なじみの深いシオカラトンボ。でもシオカラトンボにはよく似たオオシオカラトンボやシオヤトンボコフキトンボとかがいる。
6月初めの田んぼビオトープではシオカラトンボが主流のようだ。シオヤトンボも見られるが、道端でじっとしているのが多いようだ。
で、シオカラトンボの飛んでいる写真を撮りました。







たくさん産卵もしています。


シオヤトンボ


シオヤトンボ
豊岡市野上の田んぼビオトープに行ってみると、コウノトリが2羽たたずんでいました。

ちょうどトンボがたくさん飛んでいて、この時期は、アジアイトトンボとシオヤトンボが中心のようです。
シオヤトンボは春のトンボで、4月から出てきて、6月にはほとんどいなくなります。シオカラトンボによく似ていますが、少し小さくずんぐりしていています。
オス同士がバシッと音を立てて縄張り争いをしていたり、オスとメスでペアになってくっついでいたり(タンデム)、メスが、ビオトープの水面におしりをたたきつけて産卵していたりしています。

コウノトリがいて、カエルが鳴いていて、トンボが飛び回っていて、、、
アゲハチョウ(種類は何でしょうか)も飛んでいました。


コハクチョウ


今年も豊岡盆地にハクチョウがやってきたよ。
冬にも田んぼに水を張る活動の成果だよ。
コウノトリだけでなくいろんな水辺の鳥たちも喜んでいるよ。
今、河谷に2羽のコハクチョウがいるよ。この間は5羽飛んできたそうだよ。
たくさん白鳥がやってきて、豊岡で越冬するといいな。
12月2日 豊岡市河谷 冬季湛水水田にて


オニヤンマ


オニヤンマはでかいよ。
日本のトンボでは一番大きいのではないかな。
腹長(おなかの部分の長さ)が7センチ以上にもなるよ。
ギンヤンマよりもさらに1センチぐらい長いんだ。

山ぎわの水路や小川のあたりで長い距離を行ったり来たりしているから、一度見つけたらしばらく待っているとまたやってくるよ。
来なくなったなと思ったら、枝とか葉っぱにぶら下がって休憩しているよ。

黒地に黄色で、大きくて、オニヤンマって言う名前は分かりやすいけれど、背中を良く見てみると、なるほど鬼の顔に見えてきたよ。
豊岡市野上、コウノトリ増殖センター前の水路にて


ギンヤンマ


ギンヤンマの羽はどんなふうに羽ばたいているのだろう。

速すぎて目にもとまらないけれど、写真に撮ると止まって見えるよ。

でも普通に飛んでいるときにはとても写真に撮る事ができない。

時々風に向かって静止飛行(ホバリング)している時がある。

その時が狙い目です。

しかし複雑な動きをしているなあ・・・・

左右対称でもないし、きれいに対称になるときもあるし・・・

前に進む時や曲がる時も複雑に動くんだろうなあ・・・


コハクチョウ


コハクチョウ05,11,03
 
3日ほど前に、戸島湿地のハクチョウが4羽から5羽に増えているという情報が入り、どうも今年生まれのコハクチョウが1羽増えたようである。
今日見に行くと確かに1羽増えていて、嘴の加減や首の太さが違い、コハクチョウに間違いない。オオハクチョウの家族には入れてもらえず、接近するとつつかれて追われている。しかし、子供一人でよそへ飛んでいくこともできず、オオハクチョウ一家のそばを離れられずにいる。
見ていると、オオハクチョウに比べやや華奢な体に、顔つきも寂しそうで、少しかわいそう。
元気に越冬してほしいですね。
さて、コウノトリにミズアオイにオオハクチョウにコハクチョウ、ほかにもいろいろと希少水鳥、冬鳥の住処になっている戸島湿地。どうなるんでしょうね。
オオハクチョウの子はお母さんと一緒


冬季湛水始まる

コウノトリの郷公園の前でトラクターが田んぼの中を動いていた。よく見ると水が入っている。展望台にあがるとまるで春の田植え前のような光景。帰りに六方の田んぼ道を走るとここでも水が入っていた。豊岡でもいよいよ本格的に冬季湛水が始まろうとしている。こんな風景があちこちにできると、やがてハクチョウやガンが越冬する日がくるだろう。


オオハクチョウ(戸島湿地)05,10,29


オオハクチョウ05,10,29
 
戸島湿地にオオハクチョウが来ているというから、ハチゴロウとセットでハクチョウが見られたらと思い行ってみた。
湿地より少し集落側の稲刈り取り後の水田に4羽のオオハクチョウがいた。ここ数日は毎日来ているようだ。何を食べているのか、2番穂があるわけでもないのに稲わらぐらいしかないように思うが、しきりとしゃぶしゃぶやっている。
非常に人馴れしていて、お父さん?はしょっちゅう首を伸ばしてあたりを警戒しているが、人間は警戒の対象外。平気で10mぐらいまで近づいてくる。
僕が見ている1時間ほどの間に、2組の人間がパンの耳のようなものをやっていた。餌がもらえるから毎日ここにきているのかな。
3年前、鳥取でコハクチョウを見たが、コハクチョウより首が長くて、子供はより灰色が黒いように思う。コウノトリのような鋭い顔ではなく、かわいらしい犬がまじめな顔をしているみたいなやつだ。
しばらくしたら、但馬野鳥の会の早川さんと、標識調査員?の久下さんが来た。嘴の黄色い部分の形や首の太さなどからオオハクチョウに間違いないとのこと。
オオハクチョウは普通もっと北のほうに多いので、家族で豊岡に来るなんて、かなり珍しい出来事なのではないだろうか。戸島湿地をねぐらにしているのだと思うので、僕はあそこが埋められなかったら、越冬するだろうし、毎年やってくるのではないかと期待している。
コウノトリと、ミズアオイと、オオハクチョウ、希少動植物の宝庫、新たな観光地、戸島湿地。果たして予定通り埋められるのだろうか。
カテゴリを但馬の野鳥にしようか迷ったが、僕の報告だからビオトープ観察日記にしました。鳥に詳しい人コメントお願いします。


野上ビオトープ05,08,20


野生コウノトリの採餌2
野上ビオトープ 05,08,20
 八五郎は8月になっても野上ビオトープをよく利用している。
 今日観察していると1時間半ほどの間にドジョウを4匹と、カエルやその他よく判らないものを食べていた。結構餌があるのだ。
 バッタ類も良く食べている。これ、ショウリョウバッタ


コウノトリの採餌


野上ビオトープ 05,08,05
 野上のビオトープは一時期水が落とされていて、雑草対策が採られていたが、真夏になってからしっかりと水が張られて、待ちかねていたように八五郎が利用するようになった。
 最近、出勤前に八五郎の観察をしているが、この日ようやくドジョウを食べているところを確認し、かろうじて写真に収める事ができた。
 一緒にいるチュウサギ?のほうは、もっと上手にねらいを定めて省力的にドジョウを捕っている。コウノトリは餌を捕るのが下手で、かなり偶然に頼った捕り方だ。
 6月のオタマジャクシの多い時期だけでなく、8月に入ってからもビオトープを利用しているというのは、僕としてはうれしいことである。


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