田んぼの学校
時間:9時半~12時
参加費:子ども100円
当日参加可能
テーマ:小川の生き物探し
文化館市民研一覧
7月の第一日曜日の行事はヒヌマイトトンボ調査。参加者7人。
コウノトリ文化館に集合した後、豊岡市城崎町の桃島池で観察しました。
事前にヨシ原の縁を刈り取り観察サイトを作りました。
ここは元は畑で、いつも草刈りがしてあった場所です。
観察を始めるとすぐにヒヌマイトトンボが見つかりました。
あまりの細さに驚きながら、どんどん見つけていきます。
でも、ここにいると思って見なければ見つからない大きさです。
足元のゴミだけでも拾おうと袋を持っていきましたが、どんどん溜まっていきます。
ヨシ原の中は少しだけ拾ってギブアップ。
この絶滅危惧種(環境省Ⅰ類・兵庫県Aランク)の生息地はゴミも流れ着きやすい場所でもあります。
2022年6月26日(日) 晴れ
植物観察会
高温になることが予想されたので室内の活動も準備しました。
まずは文化館の玄関横で、ネジバナ、コメヌカススキを観察しました。
側面に回って、アリノトウグサ、オオチドメ、チチコグサを観察しました。
アリノトオグサ
ホソバノヨツバムグラ、ゴウソ、コウガイゼキショウを観
花壇に行き、キンシバイの観察、ここのキンシバイはタイリンキンシバイです。
ビオトープに向かう道の斜面に咲くホタルブクロを観察しました。
ネザサやススキの草刈りに励ん結果、今年は複数の開花が見られました。
下見の時は4株あったのですが、シカに食べられたようで花は一輪しか見られませんでした。
室内に帰って、葉っぱの観察をしました。
まずは、香りで導入です。
クロモジ、ミズメで驚いていただきました。
ミズメ
ウオーミングアップでツバキ、サザンカ、チャで識別の訓練です。
図表、検索表の見方に慣れてもらって、いよいよ本番、ドングリの仲間の識別です。
カシワ、ミズナラ、コナラ、アカガシ、アラカシ、ウラジロガシ、シラカシ、ウバメガシ、スダジイ、クリ、アベマキの観察をしました。
参加者2名、スタッフ1名
日時:2022年6月12日(日)13:40〜15:10
天気:晴れ
参加者:2組4名
案内人:高橋
梅雨入り前の爽やかな好天に恵まれました。実施時間になっても参加申込者が無く、13時のホールでの定時解説終了時に参加を呼び掛けました。2組4名様の飛び入り参加を得て、6月度の観察会を開催することができました。
河谷→森尾→袴狭→水上→森井の5ヶ所の巣塔を順番に巡り、それぞれの場所で双眼鏡とスコープを使ってすくすく育つヒナの様子を観察してもらいました。河谷、森尾、袴狭の3巣塔では2羽のヒナが、水上巣塔では3羽のヒナを観察しました。最後の森井巣塔では、上空に2羽の別個体が飛来し、ヒナ1羽だけの巣に父親が急いで戻って来るタイミングでした。巣には、巣立ち直前のヒナが1羽残っています。もう1羽のヒナはすでに巣立ちました。
参加の皆さんはコウノトリのことについて各ポイントで熱心に質問され、絶好のタイミングでヒナの観察ができ、たいへん喜んでおられました。
河谷巣塔のヒナ2羽
森尾巣塔を観察中
袴狭巣塔を観察中
水上巣塔を観察中
水上巣塔の3羽のヒナ
森井巣塔を観察中
森井巣塔の父子