コウノトリ自然観察会12月度(実施報告)
テーマ:コウノトリと冬の猛禽類
日時:2019年12月8日(日)13:00〜15:15
天気:雨ときどき曇り
参加者:25名
案内人:高橋、赤松
12月度の自然観察会は、県外からの参加者も含めて25名と大人数となりました。いつものとおり、学習室で予習をしてから各自の車で巡回スタート。11台という車列を目的地まで誘導するのに、事前の準備不足を感じることとなりました。信号で車列が途切れて路肩で後続を待ったり、一方通行の農道でUターンするのに手こずったり、次回以降の観察会実施に対して反省が残りました。
今回のテーマは猛禽類としましたが、多くの観察者の皆さんに、猛禽に限定しない観察サイトにご案内するようにしました。たくさんのご参加、ありがとうございました。
学習室の予習では、常設の椅子が足らずに、パイプ椅子を運び込みました。
コハクチョウ6羽の群れの採餌場所にご案内しました。コハクチョウの幼鳥3羽は識別が容易ですが、成鳥3羽のうち1羽は実はオオハクチョウであったことを、現地では説明し切れていませんでした。
2番目の観察ポイント、立野大橋東詰め。ここではカモの観察と、円山川湿地再生事業について説明しました。
3番目の観察ポイントは六方田んぼ。運よく、雨に濡れた羽根を乾かすハイタカを近い距離で観察することができました。
河谷地区の冬期堪水田には、たくさんのコウノトリやサギが集まっており、参加者の皆さんもこの風景をご覧になって喜んでおられました。
最後は出石川の加陽湿地の観察。ここでも、国交省による大規模な湿地再生のお話しをさせてもらい、ここで現地解散としました。