コウノトリ自然観察会1月度(実施報告)

テーマ:コウノトリと郷公園内の鳥
日時:2021年1月10日(日)13:00〜14:45
天気:晴れ
参加者:3名(1組)
案内人:高橋、山下

一組の親子の参加で1月度のコウノトリ自然観察会を実施しました。学習室で冬の里で見られる野鳥の予習をしたしたあと、徒歩でコウノトリの郷公園を東公開エリアまで往復。氷点下に冷え込んだ後の積雪で、舗道はよく滑りました。

東ビオトープでは2羽の野外コウノトリを観察。足環から21番、111番と識別。真っ白な雪景色の中のコウノトリはひときわ美しく見えます。

ドーム型ケージの飼育個体を観察し、池のアオサギをスコープで観察してから引き返します。雪の上に残されたコウノトリの足跡の大きさもチェックしました。

ジョウビタキのオスが近くで愛想を振りまいてくれます。

今回のハイライトは、カワセミの採食シーンをじっくり観察できたこと。鎌谷川を上流に飛んだカワセミが、大きな獲物(たぶんオイカワ)を捕まえました。サクラバハンノキに止まり、枝に何度も魚を叩きつけて弱らせたあと、頭から飲み込んでいきました。その一部始終をスコープ越しに観察することができました。

カワセミを見ていると、近くにルリビタキの若オスが出てきました。可愛らしい姿を見ることができました。
雪晴れのよいコンディションの中、コウノトリの郷公園内で充実した自然観察会となりました。

【本日観察した野鳥】
ヒヨドリ、ハシブトガラス、セグロセキレイ、ハクセキレイ、コウノトリ、トビ、アオサギ、ツグミ、ホオジロ、ジョウビタキ、モズ、カワセミ、ルリビタキ、カワラヒワ