植物観察会11月度(実施報告)

テーマ:秋の植物~身近なシダ植物~
日時:2020年11月22(日)13:00〜15:00
天気:曇り
参加者:7名
スタッフ:菅村、稲葉

植物観察会
シダの観察会をしました。

まずは、学習室でシダに関わる用語のお勉強です。鱗片、羽片、小羽片、包膜、胞子嚢群、・・・・・。


外に出て、かやぶき屋根の前で、3~4回羽状に切れ込むシダの観察をしました。イワヒメワラビとワラビです。3~4回の意味、葉柄、胞子嚢の様子、毛の生え方など用語の意味を復習しました。


コウノトリの巣台の後ろでは、最下羽片の下向き第一小羽片の違いを見ました。いわれる「ハの字」と呼ばれる部分です。ここではトウゴクシダとヤマイタチシダを比べました。


遊歩道に入って、シシガシラとコバノイシカグマを加えて、ここまでに見た6種類を何度も観察しました。


東屋の横のガマズミの多い植栽コーナーに移動しました。ここの山際がシダの最も多い場所です。ホシダ、タチシノブ、カニクサ、オクマワラビ、ゲジゲジシダ、イノデ、ヤブソテツなどを観察しました。


植栽コーナーを抜けた平地と斜面でようやくベニシダが見つかりました。これで「ハの字」の大中小がそろいました。平地にはクラマゴケもありました。
帰ってから学習室で復習をしました。

今日、観察したシダ
イワヒメワラビ、ワラビ、コバノイシカグマ、ゼンマイ、ヤマイタチシダ、トウゴクシダ、ベニシダ、シシガシラ、ホラシノブ、タチシノブ、ヤワラシダ、カニクサ、ホシダ、イノデ、ヤブソテツ、オクマワラビ、ゲジゲジシダ、クラマゴケ、ウラジロ、イノモトソウ、オオバノイノモトソウ

スタッフ2名で7名のお客さまをご案内しました。