臨時田んぼの学校福田地区05,06,26


臨時田んぼの学校 福田ビオトープ 05,06,26
 
 参加者:約70人
 市、JA、福田地区等と臨時の田んぼの学校を福田地区で開催。
 ここはコウノトリが舞い降りる田んぼ。地元が休耕田を再生してビオトープにしている。
 この場所では市民研究所としては初めての本格的な生物調査。
 実は僕自身はここはあまり生き物が豊富ではないと思っていた。というのは、僕が今まで見た限りはトンボも少ないし、生き物がうじゃうじゃというイメージは無かったのである。
 しかし、調べてみるとすばらしいところでした。
 なかなか水利の関係で常時湛水は困難なところのようだが、ほぼ湛水を維持されているビオトープ横の水路では、ちょうどドジョウの稚魚がうじゃうじゃ状態。ものすごい数です。
 基幹水路は、汽水の影響を受けると思われるぐらい低いのであるが、テナガエビやモクズガニもいる。ナマズの稚魚もたくさんいて、ここはビオトープでナマズの産卵がビデオに納められたところだから、魚たちのゆりかご水田。メダカもいっぱい。
 カワトンボのヤゴもいるし、ギンヤンマの飛行も確認。また、トノサマガエルが多数おりまして、ちょうど上陸真っ最中というところ。

 ドジョウ稚魚

 カワトンボヤゴ

 テナガエビ

 ナマズ稚魚

 トノサマガエル上陸直後
 さすが、ハチゴロウがお気に入りの場所です。
魚類
ドジョウ稚魚多数、メダカ、フナ、ナマズ稚魚多数
両生類
トノサマガエル上陸直後多数、ウシガエル幼生
爬虫類
ミシシッピーアカミミガメ
甲殻類
アメリカザリガニ、ミナミヌマエビ、テナガエビ、モクズガニ
貝類
マシジミ(タイワンシジミ)、マルタニシ
昆虫類
ヒメガムシ、コシマゲンゴロウ、アメンボ多数、トンボ型ヤゴ、ヤンマ型ヤゴ、イトトンボ型ヤゴ、
カワトンボヤゴ、ギンヤンマ、ゲンゴロウ類幼虫、ガムシ類幼虫