エノキタケ


エノキタケ
キシメジ科エノキタケ属(Flammulia velutipes(Curt.:Fr.)Sing.)
我が家の庭のクルミの木が大きくなって厄介なので、ばっさり切ってしまったら、切り株がだんだん朽ちてきた。1年目の冬、よく分からないキノコが生えてきた。2年目の今年、こいつが生えてきた。最初見たときツキヨタケを連想したが、時期と香りでエノキタケと気がついた。

栽培きのこも沢山あるが、野生種と販売されているのとがまったく違うキノコの代表がこのエノキタケであろう。
もやし栽培のものと似ても似つかない野生エノキタケ。大きい。
香りが、もやしエノキと同じであるので、同一種であることが理解できる。

真冬に雪の中でも徐々に成長する。外見的にはあまり特徴のないきのこといえると思うが、この時期生えているキノコはないから、間違いにくい。
柄が黒い。ぬめりがある。傘は8センチぐらいにまで大きくなる。
味、歯ごたえ、ぬめり食感、良好である。
真冬に庭に生えてきてこれだけおいしいのであるから、非常に優れた食菌である。

栽培ものも、もやしにせずに普通に大きくしてもよいように思うのだが、、、